萩焼きの茶器 (2006.6.25)
数年前に少しだけ、お茶を嗜みました。
といっても、月に二度の、とぎれとぎれのお茶のお稽古でしたし、
もともと、お茶がいただけたらとの動機でしたので熱意が薄かったこともあり、
今はもうすっかり流れを忘れてしまいました。
それでもお抹茶が好きなのと、茶器にも関心があり、たったひとつですが茶器を持っています。
これは器屋さんで出会った、味舌(ました) 隆司さんの茶器で、
手が届く価格ということもあって即決。
「○(読めないの)禅雲」というお銘の萩焼の茶器は、鬼萩の部類なのでしょうか。
粗い赤土に乳白色の釉薬がぽってりとかかって貫入もくっきり。すでに一部がはじけていますが、手の中に収まり良く、やわらかい色合いが大好きです。
使いこむほどに色が変化する萩焼きですから、季節を問わず、思い出しては使っています。
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