Interior Watching
「我が家のインテリア 2022」
Dining Kitchen / Living

退職後に友人や知人の訪問が多くなり、開口一番は「すっきりしていいねぇ」・・・と。

実はインテリアの仕事をしていたこともあって、ナチュラルモダンからアジアン、古民家風へとインテリスタイルが移り変わり、いっときは「これでもか」とばかりにお気に入りを取り入れたこともありました。
その私が削ぎ落していくキッカケになったのは、母の遺品整理でした。

戦争を体験した物を捨てられない世代の母は、私や弟が残した家具さえもそのままだったので、質素な暮らしにも関わらず、4トントラック2回分を処分しました。
そんなこともあって身の回りを見直しつつ、数回のガレージセールなどでスッキリしたところへの来客でしたから、こと子育て中の人だとミニマルスタイルに近いと映るのだと思います。
まだ、息子たちの帰省もあるので、完全な一人暮らしの仕様にはならないものの、時々の模様替えを愉しんでいます。


Dining kitchen

息子たちが一人立ちしてからはダイニングとして使うこともなく、キッチンとしては広めの空間です。
地震対策で、食器棚は上下に分けて配置しました。

↓ 2011年撮影時にはあった食器棚の下台と収納棚
このあと下台は知人宅へ、窓際の棚も2021年秋に処分

冷蔵庫横の食器棚を移動した際に、その場所へ配置替えしたPC 台。

そのPC 台を、一ヶ月で食器棚の横へ引っ越しました。
この場所が一番だと、数か月経った感想です。

思えばPC 台は、何度も配置換えしていました。


頂き物の欅(幅190cm)の一枚板

地震に備えて欅板から集成材に
一番長かったレイアウト

キッチン側に向けたことも

Living room

何度も模様替えしたリビングの現在は、激減した本(インテリアと料理)とテレビを槐の棚に収納。
コーナーにNさん作の鉢を配してスパッティフィラムを入れています。
そして今シーズンの冬(2021-2022年)は、ベッドを寝室からリビングの窓際に配置しました。
古民家再生で捨てられる格子戸をいただいて間仕切りにしたことで、古民家風のインテリアに落ち着きました。
食器棚に付けた飛散防止の格子風板と、PC 台前の格子が我が家らしさを醸し出しています。


本が多かったころ

建築・インテリアの本を譲って雑誌を主に

配置替えしたころ


 


Nさん作の鉢がリビングのアクセント


Veranda garden

リビングから望む庭に見立てたベランダガーデンも様変わりで、一番多かったころ

現在は、シダ・ツタ・ハツユキカズラ・苔盆だけで、キッチンガーデンとしての
果樹(無花果・ブラックベリー・葡萄・キウイ)やハーブがメインに
落葉がほとんどなので、冬は閑散としたベランダも、新緑の季節にはベランダが緑でいっぱいに