同じ敷地内にある工房にもおじゃましましたが、
ふた棟あるうち、こちらは3台のろくろを配備した作陶スペースで比較的新しく、
杉板と漆喰の心地良い工房でした。もうひと棟には焼窯を置かれ、若いスタッフたちが、釉薬をかける前の処理をしていました。 |
高台の雑木林を切り開いて建てられた住いと工房の周りに、自家菜園畑がびっしり広がっています。 花岡さん自ら取り組まれているそうで、奥さま曰く、花岡さんは“とことん派”ちか。それはそれは見事に育っていました。 以前は下の農家の方からお裾分けいただいた野菜も、今は作る側になり、それはそれで使いこなすのに苦労があると、カラカラ笑いながらおっしゃる奥さま。なんとも羨ましいお言葉です。 昨今は、自家菜園をされる方が、ほんとに多くなりましたが、やはり、日本人は農耕民族のDNAを持ち合わせているのでしょうか。 行きつくところは、「農」との思いを強くしました。 |