国島征二さんのお宅へは、当初、日曜日に伺う予定でしたが、雨との天気予報に急遽早くなった理由は、 庭先でバーベキューをするためでした。 到着して、すぐにも準備に取り掛り、さっそくビールで乾杯です。 オゾン空気と井戸水、バーベキューにお手製パエリア、秘蔵のワインのどれも美味しく、 木漏れ日の中での宴は会話も弾んで、日が落ちるのを忘れるほどに充実した一日を過しました。
この日はお天気に恵まれ、下界では平年の気温を上回る陽気でしたが、尾根を渡る風の心地良さは最高です。 その心地良さも、3時を回る頃には寒くなってきたので、日の当る場所に移動し、 国島征二さんのオリジナルワインも登場して宴は続きます。 ワインをこよなく愛し、世間の枠に囚われない芸術家は、70歳を過ぎてなおエネルギッシュに創造力を発揮し、熱く語ります。 話題は尽きず、気が付いたら日暮れどき。再会を約束して、山の家を後にしました。