和・洋・アジアを問わず、骨董がお好きで、和室も選りすぐったものを少しだけの、侘び寂びを感じさせる“しつらえ”でした。
垣根で区切って造られた“和”の庭も、庭園風ではなく、「自然にそこのある」さりげなさが、とっても心地いい。なのに、あぁ、ここだけ写真を撮ってなかった・・・後悔。


居間の一角に、一段上がった畳コーナーがあり、座卓は蔵戸にガラス板を乗せたもの。

野村家は、家猫三匹に外猫二匹、店猫二匹と、大の猫好きです。ゆえに、和室の襖や畳、柱、ソファ・・・と、そこかしこに猫の爪痕がくっきり。 それでも我が家のように、部屋に飾った植物の葉を食べないといいますから、『野むら』さんちの猫は偉い! 張替えたばかりの襖の保護に、 作品を立掛ける(もちろん裏返しではありますが)『野むら』さんの寛大さと気風の良さは、もっと偉い!

お仕事の合間に、ご好意でWatching!させていただきましたが、 『花と器・野むら』の魅力は、大らかなお人柄と、緑のある日々の暮しをエンジョイされているからこそと、思い至りました。
今回の訪問で、暮しのエッセンスをいただいて帰り、我が家のインテリアも見直しです。

END