
   
内覧会最後の写真は、芸術劇場のメインホールです。
ホールへは、2階と3階から入場でき、2階の通路は豊橋駅からの通路「ペデストリアンデッキ」と繋がっています。
内覧会では、まず3階から・・・3階席は傾斜が急なこともあって、高所恐怖症の私は、とてもじゃないけど前列に座ることが出来ませんでした。
会場の赤と黒の色彩でもって、舞台の照明などを吊り下げるバトンという機器などが下に降りていて、機械工場のような舞台装置に驚きましたが、
赤と黒の配色は、会場に入るやテンションがあがることも計算されてるのかもしれませんね。
何色かの赤系で塗装された壁の細木は、花火が上がるところをイメージしたもので、音響の要にもなってるそうで、
客席の椅子の背はネット状になっていて、これはクッション性だけでなく、音を透過させるための設計とのこと。
劇場は、音響と照明に尽きる・・・と、上下左右の設備を見回して、納得しました。
各椅子の下には空調が配置され、1階席の前列は、オーケストラピッチのために床が下がるようになっている(床の色が変わっている)。
舞台技術の方の指示で、緞帳を下げたり、左右に引いたり、上に上げて両方を合わせ、降ろしたりの流れをデモンストレーションしてくださいました。
また、演劇に合わせて花道も造るそうで、手作業で3時間かかるとか。
1階席まで降りて舞台に上がり、観客席を眺めたり、楽屋を覗いたりで、開館してからは見ることの出来ない部分を、しっかり見学させてもらいました。
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