2005/11/30(水)

東北・北海道では警報も出ていた昨日の強風に、移動中の車があおられて揺れ、恐いのなんの。 紅葉した葉っぱも一気に舞い散って、そこかしこに枯れ葉の山をつくっていました。
日暮れ時の事務所で、西日を遮ったロールスクリーンを上げついでに外の景色を眺めるのが日課でして、 強風で、しなやかに波打つ枯れススキに、しばし見とれ、カメラを持っていたのを思い出してショット。 距離が遠かったのでズームアップしましたが、揺れる臨場感を撮るには至りませんでした。
パラッと降っただけの雨に、前日洗車したばかりの車は砂埃だらけ。「マーフィーの法則」よろしく、洗車すると雨に見舞われる sgare-gaki です。
今年は暖かい日が続き、山茶花の横でバラが咲いてたのを見かけましたが、12月を前に、さすがに寒くなってきましたね。
今夜こそは灯油を買って、ストーブ解禁です。

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2005/11/29(火)

全面改装を終えた営業所に引続き、もうひとつの営業所の改装計画に取り掛かりました。
一週間以上も前に依頼されてはいたものの、優先させる物件に押され、気になりながらも延ばし延ばしにしていましたが、 今日はスタッフと一緒に現場に趣き、測量と図面起しは若いスタッフに任せて、 所員の要望を再確認したあと、ラフプランを描きながら煮詰めています。
HPもそうでしたが、こちらもやっとエンジンが掛って、頭の中はプラン一色。 帰宅後に寄ったスタンドで、洗車やオイル交換をしてもらっている間にも、収納計画が一気に進みました。
この営業所でいちばん気になっていたのが、来客の視界に入ってしまうトイレの動線で、壁の移動で対処して、「見せたくなるトイレ」をプラン中です。 さて、どんな事務所に変身しますやら。
Gallery yamahon・Cafe noka に、たくさんのアクセスをいただき、ありがとうございました。お出掛け宣言を読んで、 次の日に行かれたという takonomakura さんでも紹介されていますが、 買ってきた「自費出版の本」の本が同じでした(嬉笑)。

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2005/11/28(月)

企画展を終えた創作着物の作家さんから、お電話をいただきました。 移転を余儀なくされる、『ギャラリー冬青』さんの最後の企画展ということもあって、春からのご準備も含め、力の入れようを垣間見てきましたので、 いつもにも増して好評だったとのお話を伺って、本当に嬉しく思いました。
そして、迷って迷って諦めた、生紬と大島紬リバーシブル仕立の創作着物は、ある方(着物の着こなしが素晴らしい方です)が、ひと目見て決められたと聞き、 行くべき人の所へ納まったのだという安堵と共に、どんなものにも出会うべくして出会う縁というものがあるということを、痛切に感じました。
一昨昨日行って来た、Gallery yamahonを、アップしました。
『而今禾』さんよりも先になってしまいましたが、デジカメのおかげで、私にしてはめずらしく早いレポートです。
夏から依頼されたHPに取り組んでいた期間が長かったので、その反動で、気持的にスランプ続きでしたが、やっと脱出できそうです。 掲示板も、もう少しお時間くださいね。

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2005/11/27(日)

「晒柿」を見ていただいてる方からいただいた画像メールの、動物たち16枚のパロディに、抱腹絶倒!
あんなに笑ったのは、ずい分久しぶりのことで、「笑い」の温かいプレゼントに、いつもの景色さえも違って見えた一日でした。
そして、私よりももっともっと笑いが必要な友人たちにも、ぜひ見せたいなぁと思ったものでした。
笑いと言えば、振替出勤の昨日は、午前も午後も現場での打合わせや届け物で飛びまわっていましたが、その合い間の昼休みに読んだアサヒコムの「いわせてもらお」に、 思わず声をたてて笑ってしまい、慌てて口を抑えたのでした。
公休日なので社員のほとんどはいないのに、それでも声を殺し、お腹を震わせてバックナンバーも読み尽くしました。
ノーマン・カズンズは、「笑いと治癒力」の中で、“思いきり笑うということは、戸外に出る必要の無い体内ジョギングの良法”と書いています。
昨今、思いきり笑うことが少なくなった暮しへのビタミン剤として、ユーモアの本を真剣に探してみようと思い立ちました。

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2005/11/26(土)

『而今禾』で開催の企画展「紬の着物展」は、無地や格子柄のラオスの布と帯地が並び、 こと薄ベージュ(ほとんど生成色)は、こんな色の着物もあったらいいなと思っていただけに、 揺れ動く心を抑えるのに、どれほどたいへんだったことか(笑)。
マイブームになりつつある友人の2枚目に勧めて、帯やら下駄もと見立てを手伝い、まるで自分のことのように幸せな気分になりました。 彼女は自分のスタイルを持っているので、着物も洋服感覚そのままに着こなすでしょうから、とっても楽しみです。
帯地や帯揚げ・帯締めが超お値打価格なので、赤茶の帯を迷ったものの、まずは見合わせ。年末までには届くであろう結城紬を待ちうけることにしました。
若い人が買っていった帯に、どんな着物と合わせるのだろうかと思いを馳せながら、「着物を着て、また会えたらいいね」と挨拶を交し、『而今禾』を後にしました。
『花と器・野むら』さんからの情報の、『Gallery yamahon』へも足を延ばし、併設のCafe nokaでお茶した後、企画展の「自費出版の本」展と「冬の色」展を見てきました。

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2005/11/25(金)

シロちゃんという名前を付けてもらった作業場の猫は、ちょうどHANAと同じくらいの歳で、人を近寄らせないのも似ています。
てっきり女の子かと思っていたら雄なんだそうで、やっと撮った写真を見れば、確かに逞しそうな顔つきをしています。
毎朝顔を合わせているのに、心を許しているのは、お母さん変りのシマちゃんと、お弁当を分けてあげる大工さんたちだけで、私が近づけるのは1メートルくらいまで。
なんだかHANA とダブって見える作業場猫で、シマちゃんやクロちゃん共に、大工さんと社員たちのクッション的存在です。

今週は祝日があったり土曜の振替休日やらで、飛石出勤・・・これでも仕事を優先しています(笑)・・・です。
shopの紹介コンテンツがいまひとつ煮詰めきれないのは、まだ踏み込み足りないから・・・そんな思いを引っさげて而今禾へ、もひとつ教えてもらったギャラリーへも、友人たちと行ってきます。

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2005/11/24(木)

ここ数日、忙しさにかまけて家のことをサボっていたものですから、独身の男所帯みたいな散らかりようで、 パソコンから実況される時代でなくて良かったなぁと、つくづく思いました。(笑)
祝日の昨日は、朝食も遅かったけれど、部屋の掃除にずい分と時間が掛ってしまったので、出そびれてしまい、アンヌフさんで買った岡泰造さんの器を使っての撮影会に予定変更です。
前の晩から浸けておいた玄米を炊いてみました。長男は玄米派だそうですが、私は玄米を炊くのは初めてです。
水加減を多めにして、ゆっくりモードで炊飯してみました。
ちょっとパラッとしていますが、よーく噛めば美味しいし、残った分は炒飯にしていただきました。
次々と切ったり盛りつけたりで、掃除したばかりのキッチンが洗いものの山!またまた後片付けをしたりで、家事と食べっ放しの一日でした。 美味しさに感動したマフィンもアップしましたので、どうぞご賞味ください。

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2005/11/23(水)

仕事中、携帯電話に呼びされて出ると、聞いたことの無いところからでした。もう一度問い直し、続いて要件を聞くと、 なんと二ヶ月前にかかってきた電話に、うっかり出てしまったアダルトサイト(公衆電話で確認)からの入会金の請求だというのです。
終りまで聞かずにサヨナラして電源を切り、早々に携帯ショップへ行って、電話番号を変えてきました。
あの日、電話料金としての膨大な請求がきたらどうしようと心配していましたが、すっかり忘れた頃にやって来た脅し屋さん。
おかげで分りやすい番号に変更できました。ありがと。
今時は、下四桁が選べるんですね。「晒柿」名刺のデザイン上、奇数を多めにとお願いしたら、ちゃんと叶えてくれました。
名刺も終りかけだったので、ちょうどいい替え時でもあります。

そのついでというわけではありませんが、掲示板のリニューアルも考えています。気に入ったのが見つかるまで、お休みさせていただきまね。

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2005/11/22(火)

夏からずーっと手が空いていたのに、ここ一週間で仕事が洪水状態です。 グループ会社のプレゼンが4件に、その打合わせも付いてまわり、引渡しも間近の物件で、毎日のように電話やお宅を訪問して、内容を煮詰めたり、 竣工写真を使っての年賀状デザインを午前中で仕上げたりと、休憩時間も手を休めず、取り組んでいました。
でも、暇を持余すよりは忙しい方が性に合ってるし、そんな時の方が、うまく流れるようです。
年賀状を作る際に、来年の仕事始めを確認したら、なんと1月10日からなんですって!  仕事納めは30日なので、これまた長い正月休みで、嬉しさ半分、心配半分。(食生活がね)
先日、柱に合わせたカレンダーを作りました。エクセルで入力したものをA3でプリントし、ケナフの原紙を買ってきて、拡大コピーしただけのものです。
予定が書き込めるように、罫線で区切って、休日のところは色を付け、文字や数字はカッコよくなんて思っていろいろ試してみましたが、近視でも見やすい墨文字の手書き風にしました。
今年も、いろんなことがあったなぁと振り返るには早いけど、忘年会のお誘いもきて、ちょっぴり師走気分です。

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2005/11/21(月)

久しぶりの『雅趣・kujira』さんで、ファッションショー以来の真知子さんにお会いし、長男とも待ち合わせて、束の間のお茶を楽しんだあと、 そこから車で15分ほどの所の、息子が借りたアパートへ行ってきました。
ワンルームのアパートは、エアコンはもちろん、24時間換気は給排別のすっきりタイプだし、配電盤もコンパクトタイプ、 玄関・洗面・トイレは人感センサースイッチが使われ、シャワートイレ付の便器や建具が、自社のそれよりもグレードが高く、 一間サイズのクロゼットにチェスと付き! 床のクッションフロアを除けば、なんとまぁ贅沢なアパートだこと。チェックシートこそ持参しませんでしたが、 いざというときのための所在地確認よりも、間取りへの関心が優先した母であります。(笑)
この辺りは分譲開発の真只中で、住宅の建設ラッシュです。すぐ近くで開催していたオープンハウスにもお邪魔して、コーディネーターの目で、しっかり見学してきました。
クリーニングに出した着物を受取りに碧南へ寄り、その流れで、白竹さんのギャラリーと茶房へ。 考えたら春以来でしたが、若いスタッフたちのセンスとエネルギーで、ぐっと素敵なギャラリー&カフェに様変わりし、活気付いていました。
夕暮れのカフェで、アッサムと焼き立てのスコーン(とっても美味しいの!)を頬張りながら、この変貌が自分のことのように嬉しくなり、 あらためて写真を撮り直して差替えたいという意欲が、ふつふつと湧いてきました。
近くを通られることがありましたら、ぜひ寄ってみてくださいね。

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2005/11/20(日)

「だめもと人生のサクセスストーリー」なんてこと書きましたが、 サクセスストーリーは、好きで続けていたことが仕事へのチャンスになっていた私への友人の言葉で、 今思えばエレクトーン講師もコーディネーターや建築士、インテリアプランナーへのステップへも、 自分でも感心するほどのエネルギーを注いできました。(そのエネルギーが今はHPに向いていますが)
手前味噌になりますが、以前寄稿した文を自分史の一部として「晒柿」にも記しました。

さてさて、今日の休みは、刈谷の『雅趣・kujira』さんで開催中の “酒井真知子Autumn Flavour”へ行き、 長男と落合ったあと引越し先を見学し、碧南のとあるお宅にも寄って、やっとかめの『茶房 白竹』さんでお茶の、「晒柿」西三河ツアーです。(笑)
「家でじっとしてることあるの?」「はい、ありますとも!」
出かける以上に、家でグダグダしてるの、大好きなんですよ。
後半の休日は、畑以外をそれに当てますの。

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2005/11/19(土)

急に入った午前と午後の打合わせの間に、依頼されていた植栽の件で、エクステリア担当者と豊川の造園屋さんで打合わせしました。
なるべく常緑樹で姿がよく手間いらず・・・の要望に、今ある木を移動したらの条件で探してもらったのが、 細い枝がスッと何本も伸びた冬青(ソヨゴ)でした。
それに、生垣や道路の分離帯で見かける低木のアベリアと、土を覆い隠すためのオカメアイビーで、すっきりプラン。反対側には紅葉の美しいドウダンツツジもいいかしらねと伝え、 昼時だったので、手短かに終えて帰ろうとしたら、「蕎麦を食べませんか」と誘われました。 てっきり造園屋さんが手打蕎麦をされるのかと思ったら、なんと裏が蕎麦屋さん!
顔馴染なのでしょう、気のいい造園屋さんと挨拶を交した店主さんも、愛想のいいこと。「新蕎麦のつぶつぶを味わってください」と、顔をくずしておっしゃるのを見て、 食べないうちから美味しいと感じてしまいました。蕎麦音痴なのに(笑)
「おいしいものを食べるとやさしくなれますね」と嬉しそうに話すエクステリアの担当者と、穏かな初老の造園屋さん、気負いのない蕎麦屋の店主さん・・・いい一日でした。

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2005/11/18(金)

ギャラリー冬青さんでの「和を継ぐ創作」に先駆けて、洗い張りを終えた古布の反物を見せてはいただいていましたが、着物に仕立てられ、 それを羽織ると一層魅力が増す着物たち。
今回初めての試みという生紬と大島のリバーシブル仕立、黒に近いグリーンの結城紬、無条件に好きな焦げ茶色の久留米絣・・・ どれも素敵で決断力のある私でさえも一枚を選ぶのにずい分悩みましたが、「最後の一枚は?」と自分に問い掛けて、結城紬に落着きました。
この先十数年分の誕生日祝いと、いつか来る定年退職祝いと還暦祝いだからねと言い訳しつつ、歓びに浸っています。
ギャラリー冬青さんの後は、カラフェさんに寄ってティタイムです。ケーキセットのアップルパイが美味しかったこと!

アンヌフさんから、“作家の創る「GIFT」展”の案内が届きました。大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美探しにどうぞ。
会期は12月1日(木)からです。

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2005/11/17(木)

アンヌフさんで、ほっこりした器をみつけました。 小原村にお住いの岡泰造さんの器で、灰釉粉引の大きな茶碗の他に、まん丸でない5寸皿と7寸たわめ鉢です。
出回り始めた蕪を糠漬(これが美味しいの!)にしたのと葉っぱの塩もみ、梅干を5寸皿に、 大ぶりの茶碗は、お抹茶をいただくときにも使えそうですし、小丼としてもいけそうで、今朝は三つ葉としらすと海苔のお茶漬けにしてみました。
7寸皿にはなにを盛ろうか、と考えるのが楽しみな器です。
写真を撮ってる間に、仕舞い忘れた残りのしらすを、HANA が平らげてしまった! 残ってる方が多かったのに・・・
今日からギャラリー冬青さんで開催の「和を継ぐ創作」に、先日の代休を取って、着物仲間と行ってきます。
久しぶりに着物を着るので、昨夜のうちに練習を兼ねて、塩沢紬に帯と帯揚げや帯締めの組み合せを決めておきました。
着物も器も、ほどほどにねと言い聞かせながら、取り合せを考える楽しみが、たまりません。

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2005/11/16(水)

猫たちに起されたのが5時過ぎ!
で、二度寝をしたら7時過ぎー!!!
更新は写真だけです。

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2005/11/15(火)

集合住宅の我家には居室のスイッチがなく、玄関・洗面・トイレ・浴室の4ヶ所のみです。 そのスイッチを、電気が点いてない時に発光ダイオードが点灯するオフピカ蛍スイッチに変え、ついでにプレートも、ヘアライン加工のステンレスに取替えました。
暗い中でもスイッチの場所が分るようにとオフピカにしたのですが、たった4つのスイッチなのに、オレンジ色が目に入り、意外と気になるものです。 そういえば、寝室に置いている空気清浄機の青い光が、寝付けない時は目を閉じても残像として瞼に残るので、OFFにして寝ます。
住宅の打合わせでは、今やワイドタイプのスイッチが標準になってきましたが、share-gaki 的にはポチッとしたスイッチの方が好きで、気になっていた樹脂のプレートもステンレスに替えて満足しています。
ただ、同じプレートの浴室とトイレを点け間違うことがあるので、たとえばトイレだけオフピカにすれば良かったかなと・・・これは我家だけでなく、コーディネーターの視点として思いました。
井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee & Photo brakeを更新しました。オーストリアの旅の風景第6弾は、『窓辺』です。 どうぞご覧下さい。

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2005/11/14(月)

内藤哲郎率いる和太鼓集団“どんがら”のダイナミックな演奏に、『蔵茶房なつめ』を埋め尽くした聴衆を魅了し、まるっと2時間、興奮の渦に包まれました。
いつもは軽い食事付きライブですが、人数制限で来れない人もいたことから、今回は一人でも多くの人に聴いてもらえるようにとの配慮でテーブルを外し、100名近くの席が用意されました。
“どんがら”のメンバー5人は、和太鼓・篠笛・パーカッションそれぞれがソロ活動もしている実力派揃いで、バチさばきや演奏中の美しい動きも楽しめ、 楽器は「和」太鼓でも、篠笛たリズムそのものに国境を越えた音楽性を感じました。ことパーカッションのリズム感の良さには感服しました。
また、TOMIYASUさんの計らいで、このライブに急遽参加した馬頭琴の演奏がまた素晴らしく、ソロの他に、篠笛とボーカルとで、しっとり聴かせてくれました。
和太鼓の種類も総動員され、あの『蔵茶房なつめ』でのボリュウムが心配されたようですが、一部屋外での演奏も有りで、コンサート会場としての可能性を、あらためて確認されたライブでした。

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2005/11/13(日)

東三河総合住宅展へのブース担当が、今年から半日交代になったので、一日中立っていることもなく、楽になりました。
昨日の疎らな様子とは打って変って、今日は朝から家族連れで賑わい、打合せ中のお客様も来ていただいたりで、午前中の担当時間があっという間に過ぎました。
最後の片付けは全員参加なので、会場のシーパレスへは行ったり来たり。
今夜はその足で、TOMIYASUさんも参加の和太鼓ライブへと、『蔵茶房なつめ』さん直行です。

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2005/11/12(土)

午前の打合わせを終えた後、住宅総合展会場へ出向きました。お天気が良くなって行楽の方に足が向いたのかどうか、いつもよりも来場者が少ないように感じました。
スタッフとして参加するものの接客するのは営業たちゆえに、各ブースをひと回りしたあとは手持ち無沙汰で、身の置場もなく佇んでいたら、私を訪ねてくれた青年がいました。
顔を見てもすぐには分らなかったのですが、それもそのはず、彼のお母さんとは交流があったので名前だけは小学校の時から知っていた長男の親友のS君です。
お互い離れていても、帰省の折に合流したり、時には旅行をしたりで友好を深めているのを長男から聞いていたので、わざわざ訊ねてくれたことに嬉しくなりました。
『晒柿』に長男が帰省してることを記すと、S君がタイミングよく電話をしてくれてたようで、このコーナーが伝言板だったり、時には報道規制が掛ったり。(笑)
気心の知れた友がいてくれることは、なによりの財産ですから、自分のことのように嬉しくなった、S君との初対面でした。

住宅展の設営を終えた昨日は、仕事帰りに TOMIYASUさんの『月と石』 おばんざいライブに行ってきました。
ここでは初めてのライブだそうで、なんと、ふれでぃー山崎さんにお会いし、カウンターで同席させていただきました。
美味しいおばんざいを、たっぷりいただいた後は、若者たちに団塊の世代が若干名(もちろん私も)混じっての聴衆を、TOMIYASUワールドはすっぽり惹き込んで、ひと味ちがったライブを聴かせてくれました。
また、ふれでぃーさんのご友人で、通称“平凡屋の清さん”のテンポのいいジョークが、なんとも面白くて、半年分も笑わせてもらました。皺が増えた分、キラー細胞も増えたことでしょう。
手持ちでフラッシュ無しのボケた写真は、TOMIYASUさんライブのイントロです。

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2005/11/11(金)

消費期限が過ぎてしまった残りの牡蠣を、ゴミの日に出そうとシンクに置いたのを、うっかり忘れて出かけたものだから、 HANAが牡蠣の入った袋ごと、引き回しをしていました。
それが絨毯を敷いた部屋なもんですから、プンプン匂ってたまりません。 他の猫たちは見向きもしないのに、HANAは空袋でも執着するくらいだから、うっかりの後始末は・・・トホホです。

明日あさっての東三河総合住宅展に向けて、今日は午後から設営にかかります。今回はデザイン事務所に掲示するものやレイアウトを委ねたので、 ずいぶん楽をさせてもらいました。
いつもだと木曜日の午後から会場に入るところを、楽した分準備を遅らせたので、午後の仕事は時間が勝負でもあります。

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2005/11/10(木)

「ヨーロッパの田舎の家が夢だったの」と、お施主さんから雑誌の切抜きを見せていただいたのが、一年以上も前のことです。
プランも施工もじっくり時間をかけ、杉・桧・漆喰などの天然素材に拘った店舗併用住宅が竣工したのち、 ご主人やスタッフのDIYで店舗の什器も来上がって、やっと昨日オープンされました。
店舗の壁と天井、そして床にも敢えて杉板を用い、疵つきやすさよりも心地良さを優先されました。
温かみのある白熱灯をメインに使った照明も、壁や天井の杉板にやさしく反射し、夕暮れ時になると、 窓から洩れる灯りが、通りすがりの人にもホッとさせる景観となっています。
「木の香りに包まれて、ほんとうに気持ちがいいのよ」「訪れた人たちの憩いの場になればね」とおっしゃるご家族の笑顔に、 担当させてもらったことを嬉しく思いました。

10月におじゃました「SPACE 樂游館」をアップしました。 編集に掛るのが遅く、新鮮味に欠けるレポートになってしまいましたが、 写真で雰囲気だけでもご覧いただければと思います。

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2005/11/09(水)

今週末に開催の「東三河総合住宅展」に向けた準備に、間際になってエンジンが掛り始めました。
今回は、デザイン事務所さんにパネル作りからレイアウト等を依頼したのが、昨日カラープレゼンで詰めのタイムリミットが今日なものですから、バタバタです。
担当した店舗のオープンに顔を出したり、改装した営業所のエクステリアの打合わせもありで、にわか慌しくなってきました。
仕事待ちよりも、時間のやり繰りを考えながらの適度な忙しさがベストコンディションの私、停滞していた思考力が、少しは動き出してくれるといいな。

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2005/11/8(火)

作りかけのコンテンツが気になりながらも、鎌田實さんの講演会で耳にした、ノーマン・カズンズの著書「笑いと治癒力」が届いたので、 夕食のあと読み始めました。
が、乏しい理解力(翻訳の翻訳が欲しい・・・)と文庫本がゆえの小さい活字に、すぐ眠くなってしまい、気分転換に、 先日リストラの対象になった雑誌や単行本の整理をと、気に入ったページを切り取ったり、譲るものと捨てるものの分類しました。
そして読書に戻ると、またもや催眠術にかかり、眠気覚ましにパソコンの前に座るという繰り返しの末、11時前には床についた秋の夜でした。

他の鉢から飛んできたスミレの種が、万両の盆栽にしっかり根付き、まるで花が咲いたかのように紫色に染まって、鉢の隅っこに居候しながら、いまや主役です。
枯れてしおれた葉や花柄を摘み取るのに忍びなく、あるがままの風情を楽しんでします。

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2005/11/7(月)

冷たい雨で冷え込んだ昨夜は、湯たんぽの出番です。布団に潜り込んだロンも、足元の湯たんぽにかじりついていました。
寒くなると、具だくさんのお味噌汁が、何よりのご馳走でして、一人でもたっぷり作ります。
今年2月に初めてトライした自家製味噌は、米麹と麦麹に塩が少な目だったので、4ヶ月過ぎたらOKとのことでしたので、夏頃から使っているものの、味が今ひとつでした。 (お味噌は、本来1年位寝かしてから使うものなんでしょうね)
それが、だんだん色が良くなり、やっと美味しくなりました。時間を置けば、ちゃんと旨味が出てくるもんなんですね。
長年赤味噌(豆麹味噌)に親しんできたので、この田舎味噌(というらしい)は、ちょっと甘めでしたが、この経験から次からは“こうしたい”が見え、自分の口に合ったものをと意欲が湧きます。
味噌作りの道具も、圧力鍋とミキサーをと考えましたが、一年に一度のことだから時間を掛けていこうかと検討中です。

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2005/11/6(日)

「カフェみたいな」というコンセプトで改装工事をしていた営業所が、ほぼ完成し、昨日は目の前の仮設事務所から引越しです。 しつらえを担当の私は、豊川〜豊橋へと走り回って、観葉植物等の手配と配置に奔走しました。
今回の改装は、もとリフォーム部門にいた若いスタッフが、不動産部の営業所に移動したのを機に、彼の提案で実現しました。 インテリアの相談を受けた私は、「不動産屋さんのイメージを払拭して、カフェのようにしましょよ」と参加。テーブルはメラミンで造り、椅子もショップ用のカタログからチョイス。 店舗全体をベージュ系でまとめ、椅子の背板のダークブラウンをサビ色に、観葉植物のグリーンをアクセントにしました。
いくつかの観葉植物のバランスを見ながら配置していたら、正面の棚に並んだブルーのファイルが気になり、みんなと相談して無印のダンボールファイルに替えることにしました。
今回の改装のポイントは「見せる収納と隠す収納」で、収納に拘った提言者の彼が、綿密なプランニングをしたおかげで、なかなかの出来栄えになりました。
さて、写真の方は『蔵の中ギャラリー』での長谷川まみさんの作品としつらえです。今回のフィルムは、コダックVCを使ったので、クールな感じになりました。 更新といっても写真を並べただけですが、どうぞ後半をご覧下さい。

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2005/11/5(土)

昨夜は、鎌田實さんの「がんばらない」けど「あきらめない」の講演会に行ってきました。
モンゴルの馬頭琴奏者・リ・ガ・スチントさんの心にしみ入る演奏を聴いた後、鎌田實さん登場です。
諏訪中央病院での患者さんとの触れあいの中で、残された時間の長さよりも、質の高さ、充実感の大切さに触れながらのユーモアたっぷりのお話に心底笑い、感動の涙、涙。
鎌田さんが大切にしている三つのこと・・・人と人、人と自然、体と心・・・こと体と心については、 当事不治の病といわれた膠原病を、現代医学ではなく“笑い”で克服した体験記、「笑いと治癒力」の著者であり、 広島の原爆乙女25人をアメリカに連れて行き、形成外科を受けさせたことで知られている、 アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズのお話にも触れ、心と体の密接な関係と自己免疫力についても、お話されました。
予定時間をオーバーしての講演は、病気の人やそれを支える家族と周囲の人、いずれ境地に立つかもしれない人にも勇気をいっぱいくださり、満ち足りた思いを胸に帰ってきました。

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2005/11/4(金)

引篭もりの休日は、バルコニーの掃除と鉢物の手入れをしながら、鉢を右へやったり左へやったりしては部屋から眺め、バランス確認を延々としていたら昼を過ぎてしまいました。
卵とじうどんを作ってランチをと、脚を外したソファに座ったら、普段はパソコンにかじりついているから気が付かなかったけれど、目の前の本棚が、妙に気になりだしました。
下段は建築誌関係を、上段は単行本を並べていますが、単行本は奥行が浅いので、2列に置いているのが雑然として見えるのです。 本棚の整理となると本そのものももですが、槐(エンジュ)の棚板がかなり重いので、相当のエネルギーを要するのですが、思い切って模様替えです。
単行本は寝室の本棚に移し、一段目の本はそのままに、二段目を低くしてCDデッキの厚み+クリアランスを取って二段目の棚板を乗せ、スピーカーを上に置きました。
前は高さ70cmだったのが、54cmのローボード感覚の本棚になり、液晶テレビを置くのに、ちょうど良い高さになりました。
移動した単行本や雑誌も、いい機会だから一部リストラです。
ところで、一日中家に居ると話すことが無いものですから、声が出なくなってしまいました。鼻歌でボイストレーニングです。

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2005/11/3(木)

丈夫な胃腸が自慢の私も、さすがに柿尽くしと一昨日の過食がたたり、ギブアップです。
一昨日は午後から足助だったので、軽い食事をして向ったものの、着いてほどなく茶事に入り、ボリュウムのある松花堂弁当(向付・お椀盛付き)をいただき、 この時点でお腹がはちきれそうだったのに、続いての茶会で、栗餡のお菓子と、たっぷりのお抹茶とで、さらに胃袋を拡張させてしまったのです。
作朝はお粥を、お昼は野菜ジュースと大豆クッキー少々、夜は煮込みうどんをと、癒しの食事で対処です。
不思議なもので、こんな状態の時は柿を見ても欲しいと思わないから、体は正直です。この胃の重さは、ひょっとして筋肉痛?
そういえば、食欲旺盛な若かりし頃、焼きたての食パンをたくさん食べて牛乳を飲んだら、胃の中で水分を吸収したパンがどんどん膨らんで、 胃が破裂してしまうんじゃないかと思うくらい苦しい思いをしたことがあります。
さて、飛石になってしまった休日、たまには引篭もって、のんびりしていましょ。

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2005/11/2(水)

昨日は、ずいぶんご無沙汰していた友人と会い、束の間の時間ながら世間話をしてきました。 久しぶりの友人は、とっても元気でキラッと輝いてさえ見え、オーラをお裾分けしてもらいました。
そのあと、豊川インターから東名高速を走って一時間の、足助『蔵の中ギャラリー』まで撮影に行ってきました。
この日は一般の入館をやめて茶会のみ。懐石名古屋「志ら玉」(超有名なんですね、知りませんでした)のお点心とお手前を、 一望斎春洸さん(長谷川竹次郎さん)の道具と器で堪能してきました・・・HP製作の役得です。
今日から開催の、長谷川竹次郎・まみ金工展も、コンタックスとデジカメとで、たっぷり撮ってきました。
写真は、長谷川まみさんご自身がしつらえた、食卓の風景です。三脚を立てて撮っていたら、背後で「まぁ。すごい!」と声がしました。 振り向いたら、まみさん! とっても気さくな方で、どなたとも普段の言葉で、お話されていました。
とりあえず、DMと茶会の様子をアップをしましたが、企画展の方はフィルムが現像出来次第アップしていきます。

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2005/11/1(火)

通勤途中で目にする街路樹の桜や欅が色づき始め、我家の無花果の葉も、ここ数日で黄色に染まりましたいよいよ紅葉の季節です。 所要で立寄った『モネット』さんでも、姿のいいアブラドウダンにひと目惚れし、連れ帰りました。
部屋で楽しみたかったのに、紅葉にも反応する猫たちゆえに、バルコニーに置いて、眺めることにしました。

さて、お待たせしました。リフォームによって変身した店舗に、感動すら覚えた友人の仕事をアップしました。
井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee & Photo brakeも更新です。オーストリアの旅の風景第5弾は、『尖塔の風景』です。 どちらも、ごゆるりとご覧下さい。
『蔵の中ギャラリー』の企画展案内もと思っていましたが、DMが間に合わなかったので、今日の取材後アップします。