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象の時間で

2009.9.30
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『蔵の中ギャラリー』さんから、 ブログのお話をいただいたとき、一度、足助まで電車とバスで行ってみようかなと思い立ちました。
足助までの、2時間の道のりは、さぞかし長かろうと思いきや、文庫本一冊持って行ったので退屈するでなし、乗り継ぎもあるので、車で行ってたころよりも、ずっと楽に感じました。

企画展の撮影とブログのレクチャーをし、ケーキとお茶でブレイクしたあと、さぁ帰ろうかと思って時計を見たら、 1時間に1本のバスが出たばかり。
それからまたマンリン書店の方で、本を物色して過ごしましたが、待つことも、帰宅の時間も気にならない「今」を楽しみました。

今回で自信がついたので、車を手放したからとお断りしていたHP用の撮影を、また復活することしました。
HP製作の依頼と、仕事としての撮影の機会をいただいた第一号で、振り返れば7年余りの、長いお付き合い(足助まで通ったのですよ!)になりました。

At the time of the elephant

手仕事を

2009.9.29
[ Knitting ]
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一昨日の10時間余りにも及ぶ“パソコン虫”の反動ではないけれど、更新以外はスイッチを入れなかった昨日は、 押入からアヴリルの糸を引っ張り出しました。
モスグリーンのピコット(綿・絹・麻)と、4色(墨黒・茶・濃紺・モスグリーン)引き揃えの細い麻糸で、 まずはゲージを編んでみました。
編み針を持つのは、20数年ぶりです。
キットだったので、袖なしのプルオーバーの製図も付いていたのですが、つくりたいのはベスト。
手持ちのベストで型紙を取って、来春に向けて、のんびり編んでみます。

手仕事に勢いづいて、箪笥の中で眠っていた男ものの古い羽織を解きました。
以前にリサイクルショップで購入した一枚は、カビ抜きにクリーニングへ出した時、糸が切れたのを、お店の方が補修してくれたもので、 あっという間に解けました。
もう一枚は、知人からいただいた、麻のような手触りの、手織りの縞紬です。
丁寧な手仕事の紬羽織は、蝋引きでもしてあるような丈夫な縫い糸だったので、解くのも一針ずつで、かなり時間が掛かりました。
これでキュロットを作ろうと思ってたのですが、やっぱり着物として纏いたい・・・そんな気持ちになりました。
羽織分だけでは足りないので、何かを足さなければ着物になりませんが、取り合えず洗い張りに出してから、考えることに。

さて、今日は久しぶりに足助の『蔵の中ギャラリー』で、企画展の撮影です。
なんと、電車とバスを乗り継いで行くのですよ。片道2時間は、車で下道を走ったのと同じ時間ですが、紅葉には、まだ早いのが救いです。

The manual work

地球物理学者・島村英紀氏

2009.9.28
[ Earth ]
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「新幹線や東海道線と違って、静岡から東京へ向かう東名高速道路は、まっすぐ東京へは向かっていない。沼津から左へ大きく迂回して、御殿場経由で大井松田へ抜けている。 この道が、日本列島の歴史上、最後に日本列島に衝突した島の海岸線をなぞっているからなのである。 その事件は約五十万年前に起きた。私たち人類の時間のスケールから見ると、途方もない昔のように見える。しかし四十六億年の地球の歴史を一日にたとえれば、この島の衝突は、 今から、たった九秒前のことなのである。 その島は、いま伊豆半島と呼ばれている。この島が南の方からプレートに載って運ばれてきて、本州に衝突し、 勢い余って本州にかなり深くまでめり込んだ。このプレートは、繰り返し東海地震を起こしているプレートだ。 このため押された本州側に皺(しわ)がよった。ハイカーや登山者が楽しんでいる丹沢山塊は、押されてできた、地球の皺なのである」

静岡新聞の特集「東海地震は今」で、、地球物理学者・島村英紀氏が連載していた 「大地の不思議」より掲載させていただきました。


平成14年に行われた東海地震の想定震源区域見直しで、私が住んでいる町の想定は、震度5強になりました。
それまでは、蚊帳の外とばかり、防災意識も薄かったのですが、何をしておくべきか・・・で、検索して出会ったのが、 東海地震への防災意識が高い静岡の取り組みを特集していた新聞記事でした。
その中で連載されていた、地球物理学者・島村英紀氏の「大地の不思議」は、興味深い内容と、気をそらさない文体に、夢中で読んだものです。

また読みたくなった昨日は、氏のサイトへもおじゃまして、 総なめに読むこと、10時間余り!
もちろん食事をしたり、休憩を取って身体をほぐしたりしながらです。
嵌ればとことんの私、島村英紀氏の、やまない探究心と、楽しくも温かい人柄がにじみ出た文章、 理不尽な裁判に見切りをつけて、学者としての生き方を選択したことなどに感銘して、 一日中パソコンに噛り付いていたのでした。


一日の締めくくりに、「アフリカ大陸は二つに割れていて、いずれは、そこに海ができる」というアフリカ大地溝帯を、Google Mapで旅していたら、 大地が織り成す文様・・・砂漠化して赤茶けた大地さえも美しく、大地の皺が断層にも見えたりで、しばし見惚れていました。

Pot saucer of tile frit

瓦釉薬の鉢皿

2009.9.27
[ Foods ]
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小腹が空いて、夕ご飯にはまだ早い5時前、スパゲッティーニを少し茹でて、野菜と舞茸と揚げのパスタを作りました。
盛り付けた、石皿にも見える器は、春蘭を盆仕立てにしようと思って、園芸店で購入した植木鉢の受け皿です。
穴が開いてないので、春蘭が過湿気味になって弱ってしまい、じきに植え替えました。
残った受け皿・・・よく見れば瓦釉薬が渋く、ぽってりした質感も、いい風合いです。
これは器になる!
てなことで、ぶ厚くて重いため、日常使いというより、困ったときの器頼みとして活躍してもらっています。


昨日ご紹介した、“ポーラス炭の恵み”を、まずはいくつかの観葉植物の周りと北窓のコンテナに施しました。
根が詰まって土が固くなっていたアガベ・アテナータは、根の辺りに、たっぷり敷いて植え替え、 春蘭も日陰になる鉢に移して、下と回りに敷き炭しました。
自分が鉢の中に居るでもないのに、すーっと気持ちが良くなるから不思議です。
そんなこんなで、あっという間に“ポーラス炭の恵み”が終わってしまったので、またの機会に野菜用を買い足さなくてはなりません。

Pot saucer of tile frit

話の玉手箱

2009.9.26
[ Garden ]
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美味しそうなパッケージでしょう?
『蔵茶房なつめ』さんの酒蔵に並んでいたもので、スイーツかと思いきや、園芸用の竹炭でした。
枯れてダメになる寸前だったクワズイモの根元に、土に還るという袋のまま敷いて、廻りを土で覆ってみたら、見事に復活したそうです。
茶房への上がり口に置いてあったクワズイモは、大きな葉を広げ、脇から小さな株も顔を出していました。
プランターひとつに、ひと袋でOKなんだそうです。
さっそく私も、バルコニーの果物や野菜で試してみようと、3袋(200円/袋)買って帰りました。乞うご期待!


『蔵茶房なつめ』さんの、話の玉手箱からは、愉しいお話が、いくつも飛び出てきます。
その一つ、三ケ日インター近くの山の上の公園に、炭焼き窯(蜜柑の木で)をとの計画が、具体的になっているんだそうです。
炭焼き窯といえばUさん。
「杜のふう」のプレノワールも同じくですが、その話を聞いているところへ、なんと、そのUさんがいらっしゃったのです。
それから盛り上がること1時間余り。

猪鼻湖に、新しい筏を浮かべ、水質浄化の炭素繊維の働きを、水中カメラで記録し、 モニターをレイクサイドホテルに置いて、訪れた人たちに観てもらう。
回転式のカメラが数百万。それを市ではなく、有志が出し合うそうで、筏やカメラの設置には、地元の小学生にも参加してもらおうとの案が出ているとか。

他にも、SMAP(スマッペ)の若者たちが動き始めたことなど、 夏目さんの多岐にわたる活動は、お店とは離れたところで、遊びのようで遊びに終わっていないプロジェクトが、 いつのまにか地域の老若男女と手を取り合って始まり、地域の活性化に繋がっていることが、すごいなぁと感心しています。

もちろん、ご自分の名を知らしめたいわけでもなく、夏目さんの何気ない一言で誕生した、本坊酒造の芋焼酎『錫釜』のように、 「こんなことやってたら、こんなことになっちゃたよ」って感じで、周りの人も“気づき”という小石の波紋に嵌って、愉しんでいるのです。
そして、聞いてるだけの私さえも、まるで一緒に参加してるような、愉しい錯覚に陥っています。
以前、金沢市民芸術村へ行ったときの、市民参加の取り組みに感動したことを思い出しながら、これからの浜松が、三ケ日が、なんだか面白くなりそうって思いました。

サンドイッチと珈琲をいただき、用件だった、「杜のふう」のメニュー変更などを確認して、お暇しましたが、ライブを聴いたあとのようなテンションを抱えての帰還でした。

Casket of talk

移動日

2009.9.25
[ Kitchen garden ]
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友人に借りていたキュロット風のパンツを返しついでに、珈琲タイム。
穿いたときのラインがきれいなキュロットで、型紙を取ったら前も後ろも同じだったので、実に私向き。
自分で作ってみようの第二弾は、何にリメイクしようかと決めかねていた、男物の紬羽織でと考えています。
友人も 「布葉土」で目覚めたのか、麻の布を手に入れていました。

午後から、2ヶ月ぶりの『さでんかん』さんでランチを。
そのあと図書館へ行ったら、祝日明けの休館!
読みかけの一冊を、また借りようと思っていたので、がっくりしつつ、借りた本を返却ポストに入れてきました。
その足でミミを迎えに行って、家に置いてから、フォノンで用を足し、日用品と食料の買い物へと、走り回った一日でした。

ところで、エンジンを掛けるたび 「カードが挿入されていません」・・・息子が、ついにETCを付けたようです。
それで思い出しました。来週金曜日から、鈴鹿でF1が始まるんだったってことを。
10月は、いろんな予定が入っているので、車でなければ果たせない用事は、借りる日に振り分けて動くようにしています。

今日は朝市の後、『蔵茶房なつめ』さんで、「杜のふう」のメニュー変更の件の打ち合わせをしてきます。
思えば、この9月は、HP関係の予定が目白押しでした。

午後は、プランターを買い足して、種蒔きと手入れを。いよいよ取り寄せた、FIでない種を蒔きます。 そうそう、図書館も忘れずに行ってこなければね。

Movement day

継がれゆく丸椅子

2009.9.24
[ Interior ]
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今年は、早めに絨毯を敷きました。
喜んだのは猫たちで、チビなどは身体を長〜く伸ばして、絨毯の感触を愉しみ、テーブルの足元辺りを自分の定位置と決めたようです。

ホットカーペットを購入した時の上敷きでもあったウィルトン織りの絨毯は、今年で、そろそろ20年。
さすがに両端の房が、猫たちの爪磨ぎでほつれていますが、次の代まで使えそうな貫禄を保っています。

写真の丸椅子も、すでに半世紀近くを過ごしてきたのではないかと思います。
二世帯住宅へと引っ越されたお母さまの古家から、和裁の断ち台とともに我が家にやってきた、ミシンの椅子でした。
古家の次の住人が決まった折、要らない家具のチェックに立ち会った時には無かった丸椅子が、 それから数ヵ月後の搬出の時に、ひょっこり現れたのです。
担当の営業さんに声を掛けていただいたおかげと、出会うべく縁!
お色直しして、花台にしたり、キッチンで鍋置きになったり、 来客時に4脚のダイニングチェアが足りなくなったときのスペアチェアとして大活躍です。
いつの日かまた、私から誰かへと継がれるであろう丸椅子は、いろんな人の人生とともに、その時々の役割を担っていくのでしょうね。

この椅子の相棒でもあったミシンの方は、『カフェ爾今』へ継がれていきました。
つい先日、譲っていただいたお母さまと、お施主のSさんご夫妻が、ミシンに会いに行かれたそうです。
その話をうさぎさんから聞いて、私も嬉しくなりました。

打ち合わせで訪問すると、必ず 「ね、上がっていって」と、笑顔で招き入れてくださったSさんと、植物を育てるのが大好きなお母さま・・・ 最後におじゃましたのは昨年末でしたが、その情景が、昨日のことのように蘇りました。
外構工事も完成して、素晴らしい佇まいになったお住まいが、イヨダ外構さんの 施工例でも紹介されていました。
「パーゴラに、モッコウバラを伝わせたら素敵ですよ」とリクエスト?しましたが、 エントランス廻りの植栽と家の佇まいが、どのように移り変わっていくのか、自分のことのように楽しみです。
また、遊びに寄らせてくださいね。

Succeeded stool

栗の渋皮煮

2009.9.23
[ Kitchen garden ]
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先日の朝市で買った、福津農園・松澤さんの栗で、渋皮煮に初挑戦。ネットで調べた、いろんな作り方のひとつを参考にしました。

鬼皮をむきやすくするため、てっぺんに少し切れ目を入れた栗を、一旦茹でました。
たった500gなのに、全部の鬼皮をむき終えるのに、けっこう時間がかかりました。
親指の皮の方が先に剥けそうに痛くて参りました。
剥いた栗を、重曹を入れた水に2時間近く浸けたあと煮る、沸騰したら水を替えて、また煮る・・・のアク抜きを4回ほど繰り返し、 栗の周りのボサボサをきれいにして、最後はそ粗製糖を2回に分け(量は適当)、アルミ箔で落し蓋をして煮詰め、やわらかくなったところで火を止めて、 今朝まで置きました。

まずまずの味でしたが、蜂蜜や黒糖だとどんな味になるだろうとか、ブランデーを少し入れたら・・・、マロングラッセのつくり方は・・・と興味は尽きません。
でも、鬼皮剥きがねぇ。
ペテナイフのあごも使いましたが、渋皮に傷をつけないようにと、親指の爪と腹とで剥いたから、痛いのなんの。
きっとコツがあるんでしょうね。

Astringent coat boils of chestnut

コンテナハウス

2009.9.22
[ Watching ]
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友人に誘われて、フォノンカフェで珈琲ブレイクを満喫したあと、 話の流れで、トラスボックスのIさんと、Bel été 主宰のKさんの、コンテナを改装したOffice&Gallery にも行ってきました。
信号機のある角地に置かれたコンテナは、かなり大きめで、天井いっぱいの開口部と木のドアを設け、グレーにペイントした外観は、目を引きます。
この改装と植栽には、創作室の中西康之さんも加わり、エントランス部分に Iさんのオブジェが置かれたりで、それぞれの持ち味とセンスが光る建物でした。

あいにく、Kさんはお留守でしたが、中西さんが駆けつけてくださり、Iさんも交えてお話を伺いました。

Iさんは、アイアンや特殊塗装を手掛けるアーティストで、5年前に浜松で開催された花博のブースにも出展されていたのを記憶していました。
実は、勤めていた会社の営業さんともバンド仲間だったことや、中西さんからも聞いていたので、いつかお会いできればと思っていました。

Kさんは、友人が親しくしていた人の娘さんでもあり、そのおかげで「晒柿」のお店紹介に登場してもらえた 『Carafe』 で活躍ののち、 地元で活動を始めた、若手のインテリアデザイナーです。
私が担当していた分譲住宅の撮影用セッティングで、中西さんと一緒に手伝ってもくれました。
その色使い、コーディネートセンスに、並ならぬものを感じたものです。


このあと、『カフェ爾今』も予定をしていた友人にくっついて、北へと移動しました。
月曜日の爾今は静かで、入れ替わる人たちも顔見知りばかりです。
友人手製の栗きんとんと珈琲で、日暮れまで過ごしました。

帰り際に、KUWA HOUSE にも寄りました。
あの草原のように伸びた雑草を、刈り取ってくださった方たち・・・ありがとう。
感謝の念に耐えません。

Container house

春菊サラダ

2009.9.21
[ Foods ]
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プランターの中で、元気一杯に育っている春菊。
このくらいだとクセがないので、やわらかい葉を間引きしてサラダにしています。
今朝は、黒豆の残りものと玉葱で、塩と胡椒にカボスを絞り、オリーブオイルを少しだけ回し掛けて、彩りも一緒に味わうグリーンサラダです。

以前は、豆を火にかけていることを忘れ、よく鍋を焦がしたので、ストーブの季節以外は、豆を煮ることをしなかった私でしたが、 玄米を炊くために購入した圧力鍋が、煮豆にも重宝しています。
豆を戻してさえおけば、早く(大豆系だと沸騰して12分くらい)、ふっくり煮えることに弾みがついて、「次はなんの豆にしようか」と、楽しんでいます。


《 先日のニュースより 》

“食用油「エコナ」出荷停止 発がん物質化の恐れある成分”

花王は16日、「体に脂肪がつきにくい」とうたった特定保健用食品の食用油「エコナ クッキングオイル」 など関連商品59品目の出荷を停止すると発表した。 体内で発がん性物質になる恐れがある成分が含まれているため。スーパーなどには販売を自粛するよう求めている。

アツミセミナー「食を考える会」の 油と、知られざる「特保」でも指摘があった「エコナ」は、 特保マークの認定を受けながらも、やはりエコではなかったのですね。
遅まきながらの通達に、今まで良いと信じて(あるいは信じさせられて)使っていた人たちは、びっくりしたのでは。
身体にとっての、食品の良し悪しは、本能で選ぶしかない時代なのかもしれません。

Garland Chrysanthemum Salad

色の妙

2009.9.20
[ Flower ]
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先日のブログ講習会にいらしたmiho さんと、ちびっこ娘ちゃんが、近くを散歩した帰りに、こんな可愛らしい花をお土産に摘んできてくれました。

ぱっと開いた花(ガクかもしれません)の真ん中に、小さな丸い玉が、薄緑からブルー、黒へと変化するようで、その色のコントラストの鮮やかなこと。
私も、週に4〜5日は朝の散歩へ行ってるというのに、この花には気づきませんでした。
葉はしおれてしまったけど、可憐な花を、しばらく楽しませてもらいましょ。


ギャラリー 親うさぎ を更新しました。
今回のギャラリーは、愉しいしかけがあります。
お気づきになった方は、すごい!


今朝未明に、鳴り響くサイレンの音で目が覚めました。
時刻は、4時半。
寝室の窓を開けて見ると、すぐ近くが火事で、まだ明けやらぬ夜空に、炎と白煙が勢いよく立ち昇り、きな臭い匂いが、窓の隙間から入ってきました。
近くだと、やっぱり気になり、ジャケットを羽織って外に出ました。
火事現場は、渥美線南栄駅の線路沿いの釣り道具屋さんと、その隣でした。
多くの消防士や消防団が消火活動をしていましたが、一向に治まる気配が無く、燃えさかる家・・・
住宅密集地ですから、それ以上類焼させないことにも懸命です。
家に戻ってからも、しばらく窓から見ていると、収まりかけた煙が、また立ち昇ったりを繰り返しながら、5時過ぎには鎮火したようでした。

国道から少し入った所ですが、こんなところに釣り道具屋があったんだと気が付いたのは、ここへ引っ越して10年余りも経った頃でした。
こんな時代でもお店を営んでいられるってことは、きっと釣りマニアにとって、気の置けないお店だったのでしょう。
つい先日、そこを通りかかったとき、釣り道具屋のおじいさんが、外のポスターを張り替えていました。
ご無事だったかなぁ。

Color strangeness

小野珈琲店

2009.9.19
[ Nice Shop ]
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友人と、安城の『花と器・野むら』さんへ。
私は、初夏以来の訪問で、今回は野むらさんたちが、某作家さんのお宅を訪問した様子を聞きたさに、行ってきました。

その訪問の主メンバーでもある岡崎の建築家が設計された、素敵なお店があるとのことで教えてもらったのが、写真の「小野珈琲店」です。
もとは雑木林だったところなのか、傾斜地を利用した店舗の壁に蔦が絡み、 アプローチ廻りの大木と下草の間から見える、ほっこりとした灯りに、まるで森の中の一軒家のような風情がありました。
片流れ屋根の平屋に、妻部分の明り取り・・・ふと、岡崎・竜美ヶ丘の歯医者さんを思い出して、オーナーさんに聞いてみたら、同じ建築家でした。
おだやかなお人柄のオーナーさんご夫婦と、緑に包まれたお店の雰囲気の居心地のよさに、 ここでゆっくり珈琲を楽しめたらと思いましたが、自家焙煎の珈琲豆のみ販売だそうです。
国道1号線「島町」を北へ入って、「石神橋南」(アオキスーパー角)を東へ右折。しばらく行った先の右手です。 機会がありましたら、足を延ばしてみてください。

   「小野珈琲店」
     愛知県岡崎市稲熊町3-5  TEL:0564-25-6035
     営業 11:00〜19:00 定休日:日曜・祝日
     http://www.mis.ne.jp/~ono-cafe/


さて、某作家さんのお宅訪問話の続きです。

訪問のお時間からして、ひょっとしたら奥様(こちらも有名人)の手料理が・・・
なぁんて、勝手に想像した私たちでしたが、お宅を見学しただけで、お茶を飲むでなし、 腰をおろす間もなく、お暇したんだそうです。
有名な作家さんのお宅訪問となれば、それなりの気遣いと想いを抱いて、遠方の地へと出掛けたのだと思いますが、 作家さんの作品でなく建物だったことが、あるいは取材ではない訪問だったからか、はたまたコミュニケーションが苦手なのか、 雑誌等でお見受けする、にこやかで人のよさそうなイメージとは、かなり違った印象を受け感じて帰ってきたんだそうです。

実は、その作家さんの器の持ってる私も、修理を通して同じ思いを経験しました。
受け止める側の一方的な思いと、その相違に、がっかりするのは自分側の問題かもしれませんが、 その件以来、作家さんの器に魅力を感じなくなりました。

受け止める側の思いとの相違・・・
これは、HPの“ share-gaki ”と、本人である「私」も然り。
“ share-gaki ”が一人歩きしてるなぁと思うこともしばしばですが、どこにでもいる、極々ふつうの「私」。 しいて言えば、ものぐさで楽天家の「私」であります。

coffee shop Ono

家ご飯とワークショップ

2009.9.18
[ Foods ]
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昨日は、遠くからkuminさんと蒼蒼舎さんご家族が、ブログのワークショップにみえました。
長丁場の前に、お昼ご飯を。
芋ご飯と豚汁に糠漬け、高山の朝市で買った黒豆はサラダにして、脂の乗った鰯焼きと緑野菜のおひたしなどを 一緒に作って、まずは腹ごしらえからです。

ブログのリメイクや画像の編集など、夕方まで5時間余りの、かなりハードなワークショップでしたが、 三時のティータイムに、お二人からの差し入れのチョコレートパイや手づくりのスコーンと、梨、林檎とで、エネルギーをしっかり補給。
講習を終えた頃には、とっぷり日も暮れ、あるもので作ったネギ焼きで小腹を満たし・・・
と、「食」も楽しんだ一日。
蒼蒼舎さんのちびっこ娘ちゃんも、お昼寝したり、お散歩したりで、長丁場に付き合ってくれました。
ありがとう。
また、何かにかこつけた“家ご飯”に、みなさんもお付き合いくださいね。

House meal and workshop

高山の朝市

2009.9.17
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今年は、彼岸花の開花が早いそうですね。
高山の朝市でも、盆栽仕立ての彼岸花を見かけました。
白い花を連れて帰りたいという衝動に駆られましたが、過密状態のバルコニーを思って断念。
その代わり、たくさんの品種が揃った洋梨のうち、ふた種類と葡萄、紫の紋が入ったモロッコインゲンと胡瓜に黒豆、 85歳の元気なお婆ちゃんに惚れて、身欠きニシンを買ってきました。

この身欠きニシンは、米のとぎ汁に一晩浸けて戻し、醤油や味醂の好みの味加減で、茄子などと一緒に煮る。
あるいは、戻したニシンを幾つかに切って、たっぷりの山椒の葉と一緒に、酢醤油に浸けて味を染み込ませ、 炙ったり、そのままいただくなど、美味しい食べ方も伝授していただきました。
高山に訪れるのは3度目で、秋は初めてのこと。
まだ紅葉には早い季節でしたが、そぞろ歩きで朝市を楽しみました。

Morning fair in TAKAYAMA

ただいま

2009.9.16
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「布葉土展」開催中の友人たちに招待していただいた飛騨の旅から
いま帰ったところです。
またお話する機会がありましたら・・・ということで、今夜は猫たちと、ゆっくりします。


井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo break で、10枚目の写真を更新し忘れて、表示ができませんでした。
お詫びと、訂正のご報告です。
再度見ていただければと思います。

Just now

昼寝法

2009.9.15
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お昼ご飯の後って、どうしてこうも眠くなるんでしょうね。
いろんなことを午前のうちに片付けて、午後は、ゆっくり読書をと思っていても、 たいして進まないうちに活字が霞んで、いつの間にか寝ています。
小一時間ほどで起きると、同じように休んでしまう胃が、とても重たく感じるのです。

日々のリズムを変えてみようか・・・

たとえば、朝ご飯を遅めにして、午後の胃を軽くしておく。
それとも、昼食後に、20分だけタイマーを掛けて、椅子に掛けたまま寝る。
いっそ、“午前動いて午後は読書兼お昼寝”のリズムを反対にするのも一案かも。
ただ、判で押したように過ごせるわけでもないしってことで、胃の働きと折り合う昼寝法を、模索中です。


スーパーの店頭に、林檎が並びだしました。
木村秋則さんの林檎は、まだ入荷ならずですが、同じように無農薬で栽培している林檎・つがるは、ひとつだけ籠に入れました。
桃や梨、葡萄、無花果、蜜柑と柿(ハウス)、プルーン・・・この季節は、いちばん果物が多いときで、あれもこれもと目移りしますが、 他に洋梨と青林檎を籠に入れました。
買い置きのお菓子がない代わりに、そこに果物があるだけで、ほっとします。


井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo break を更新しました。
どうぞ、ご覧ください。

Catnap method

Kuminさんの Bridal flower

2009.9.14
[ Flower ]
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kuminさんのブライダルフラワーは、グリーンと白。
そして今回の会場は、街中のレストラン『ボレロ』で、コンクリート打ち放しのモダンな雰囲気に、 グリーンと白の花たちがマッチして、とても素敵でした。
さっそく、Kumin' Bridal flower をアップしましたので、どうぞご覧ください。





昨日の午後は、長男が帰省しました。
10月中旬にバリ島で式を挙げ、両家の顔合わせは、11月末にレストランでとの報告と、案内状を持参しての帰省でした。
結婚式といえば、親の最後の務めということで取り仕切ったりもするものですが、 本人たちのできる範囲(費用も含め)で取り決めるのは、自立の一歩でもあります。
「両家の」という、親の立場の結婚式でなく、本人たちの披露宴式・・・
いい時代になったなぁと、自分の頃を振り返りながら、思いました。
親として何もしてやれないことへの言い訳だったりもしますが、父親が親権だった長男の立場からして、 本人がしっかりせざるを得なかったのでもあります。
親の存在そのものは変わらないものの、自分たちの所帯(籍)を持つということは、いろんな意味での自立なんだろうなぁと思うのです。
籍を抜けた20数年の歳月を振り返りながら、ふと肩の荷が降りたような、免罪符をもらったような・・・ ちょっぴり感慨深くなり、胸がツンとしました。

Kumin' Bridal flower

枯れ色

2009.9.13
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畑から連れ帰った高砂百合の、咲き終わった最後の花が、ぽとりと落ちていました。
枯れて、なお美しい百合を捨てるには忍びなく、和紙のトレイに置いています。
夏には感じなかった枯れ色に魅かれるのは、秋だからでしょうか。 ふと、こんな色のストールがあったらなぁと思いました。
茎の残っている雌しべも、2.3日後には落ちます。
残った子房が膨らんで、やがて種になる、そのころもまた楽しみです。

今日は、Kuminさんのブライダルフラワーの撮影で、白とグリーンのリクエスト花と聞いています。
これまた、とっても楽しみです。

楽しみごとを、もうひとつ。
創作童話集に寄稿されている、あ希さんから、童話「小さな魔法の手」が届きました。
ゆっくり、そして何度でもお楽しみくださいね。

Withering color

布葉土 展

2009.9.12
[ Cats ]
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久しぶりの『カフェ爾今』で、仲間たちや、思わぬ人との出会いもあって、愉しい午後を過ごしました。(なんと、4時間も居座ったの)
お目当ての 「布葉土展」は、ひとつひとつの作品が見やすく、手に取りやすく、纏いやすく、 小物使いのセンスと共に、とても見ごたえがありました。

出来上がるまでの工程・・・裁断前に布を2枚にたたんで、両耳にミシンを掛けてから水洗いする。 そうすることで、布の捻じれを防ぐのだそうです。
縫製後も洗うことで、出来上がった服が、それ以上に縮んだり捻じれたりしない。
丁寧な縫製ともに、こうした麻という自然素材に対しての心づかいが、布葉土の服の着易さになってるのだと思いました。
同じベストでも、着る人によって表情が変わるのも面白い発見で、 みんな、それぞれに羽織ったり、穿いたりしながら、自分の一枚を探していました。
麻といっても、厚みの違いや、いろんな手触りのものがあり、サイズも含めて、自分色にオーダーも可能です。
ただ、限られ数の服たちと生地ですから、お早めにどうぞ。

“ずーっと篭り日”から一転して、“ずーっと移動”の昨日は、 朝市を皮切りに、クリーニング店、ホームセンター、市役所の出先機関、豊川のガレットさん、さんぽ道、KUWA HOUSE、 そして、『カフェ爾今』ギャラリーMUNIで開催の「布葉土展」。
書き出した一日の予定を、どれひとつ先送りすることなく、6時閉店の『マイン・ブロス』へも寄って帰宅したとたんに、 どっと疲れが出て、へたり込んでしまいました。
それもそのはず、体重計に乗ったら、“元気”のボーダーラインを割っていました。
回復には食べるしかないと奮い立たせ、遅くなるという息子を待たずに夕餉の支度をして、脂の乗った秋刀魚と根菜汁でエネルギーを補給しました。

Exhibition "fu you do"

不・携帯電話

2009.9.11
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最近の流れでもありますが、息子の車を借りた後、図書館へ直行です。
昨日は、借りた本を積み上げて、午後からずーっと読書三昧でした。
夕食後も、続きを読みながら、いつの間にかうたた寝をしていて、ハッと気が付いたのが10時過ぎ。
もうベッドで寝たほうがいいかなと思い、その前にメールチェックをすると

「携帯を忘れてるよ、たくさん着信が入ってるから取りに来た方がいいと思うよ」

という、息子からのメールが入っていました。
それは大変ってことで、息子のアパートまで取りに行ってきました。

実は、7月から固定電話を休止しています。
だからこそ、“要”携帯電話なのに、相変わらず不携帯電話で、 お電話やCメールをいただいた方たちに、ご迷惑をかけてしまいました。
連絡できなかったLさん、今日お電話しますね。

No cellular phone

秋支度

2009.9.10
[ Fashion ]
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通り抜ける風に肌寒さを感じ、長袖のTシャツで過ごした昨日は、さわやかで気持ちのよい一日でした。
それでもまだ日差しが強いので、洗ったばかりのシーツは、すぐに乾くし、台所の木の道具も、日光消毒を。

仕事をしていた頃には気が付かなかった、昼下がりの眩しさ・・・ 部屋の中まで日が入るようになり、外付けだった簾の幅をカットして、窓枠の内側に取り付け、 ロールスクリーンも元の位置に付けました。
寝室の葦戸は、枠と葦の間に、残っていたネパールのロクタ紙を挟んで障子戸に。
こうしておけば、来年も簡単に葦戸になり、障子戸にもなります。
籐の敷物が、素足に冷たく感じ始めたら絨毯の出番で、少しずつ秋支度です。

籐椅子で寝るチビと、窓際で日光浴のハナ。
私といえば、雑誌の整理をしながら、うとうとうと・・・
いつの間にかテーブルに突っ伏して、うたた寝しつつ、季節の移り変わりを楽しみました。

Preparation in autumn

蟻 騒動

2009.9.9
[ Kitchen garden ]
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流し台下の竹籠に入れた、ストックの食品や砂糖に、無数の蟻が!
果樹の鉢に巣をつくった蟻たちの進入・・・恐れていたことが現実になりました。

蟻の行動で経路を辿ると、台所のサッシの左側から入って、巾木の上を通って、そのまま流し台の扉と本体の隙間を通り抜けていました。
パッキンがあって無いような簡易タイプの流し台は、ゴキブリすら出入り自由だから、蟻にとっては、何の苦もなくルートを確保できたようです。

まずは、流し台の中のものを全部出して、箒で集めた蟻たちに退去願い、目的地へ向かう蟻も同様にしたあと、蟻のルートの印を雑巾掛けで消しました。

サッシが収まる溝には、隙間テープでシーリングです。
そして、鉢からサッシまでの途中に、食べた後の梨の皮を置き、巣があるとおぼしき鉢にも、皮と芯をプレゼント。
ほら、前にも書いた「夏休み子ども科学電話相談」の先生の「蟻は、なにか悪いことしたかい?」という言葉がコダマする中で、 取り合えず“共存”を選択したのでした。
蜘蛛と共に、葉につく小さな虫たちを退治してくれる蟻は、方向さえこちらに向かなければ、ありがたくもあるのです。

梨(豊水)は、よほど美味しいらしく、集まった蟻たちが、吸い付いたままです。
吸った蜜は、受け渡しでもしてるんでしょうかねぇ。
夕方、もう一度見ると、干からびて丸まった梨の皮に、へばりついたまま干からびた蟻もいました。

Ant riot

種から見えるもの

2009.9.8
[ Kitchen garden ]
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種蒔きから、3日目にして双葉が顔を出し、10日余りで本葉を出した春菊が、まるで太陽に向かって万歳をしているようです。
まだ華奢な茎が一斉にお辞儀をする朝の水やりも、愉しいひとときです。
昨年は、一緒に蒔いた小松菜の勢いに押されて、伸びそこなった春菊でしたが、今年はおおらかに育ってくれそうです。

種を蒔いて一週間になるパセリは、まだ音沙汰無し。
のんびりしてるのか、発芽しにくいのか、ひょっとしたら、土をかぶせ過ぎたのかもしれません。
もう少し様子を見てみましょう。

ところで、春菊はデンマーク産、パセリはアメリカ産・・・
種のほとんどが外国産なのは、なぜなんだろう?
まさか、春菊やパセリも遺伝子組み換えではないでしょうね、と思って調べてみたら、 こちらに、いろんな回答 がありました。

種から育てたアバシゴーヤの豊作に気をよくして、その種を採取し、翌年蒔いたのに、ほとんど実らなかったのを納得し、 諦めずに、その種を蒔き続けていけば、実の成る種が採れたことも分かりました。

また、種に農薬処理がされているものが、少なくありません。(ちなみにアメリカ産のパセリがそうでした)
素手で触っていいのだろうかと心配になりますが、食品の表示ラベルをチェックするように、種も見る習慣を持ったほうがよさそうですね。

今、水菜・春菊・チャイブ・ルッコラ・空豆など、F1(交配種)ではない無農薬の種を取り寄せています。
そして、それから育った野菜から、種が採れたらいいなぁとも思っています。

The one seen from seed

「布葉土 展」に 行こう!

2009.9.7
[ Fashion ]
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友人たちのコラボで誕生した、「布葉土(ふようど)」
覚えてらっしゃる方もいるかと思いますが、ことの発端は、
「松本クラフトフェアに参加しよう!」でした。

友人I が、麻を中心に自然素材の服をデザインし、“Leaf mold”の Masuko さんが、パターンを起こして作る・・・
息の合った二人の活動が始まり、名前の由来や生地選びの話、デザイン画を見せてもらったりで、 広報を買って出た私も、ワクワクさせてもらいました。
そして、今年の冬に撮影し、編集して、松本クラフトフェアへの申し込みに、トライ。
惜しくも(あえなくかもね)審査に漏れてしまい、広報力の至らなさを、あらためて自覚した私でした。
が、「布葉土(ふようど)」が誕生してから、一年近くの歳月が流れたこの秋に、 ギャラリーMINIでの企画展開催が決まり、再び、撮影とDM 製作に携わりました。

企画展が決まってから、また違うワクワクやドキドキ・・・
ひとつのことを成しえるには、多大なエネルギーとともに、“せねば”というプレッシャーを集中力に変えていかねばなりません。
だからこそ、形になったときの達成感に、えもいわれぬ歓びを感じるのだと思います。
モノづくりではないけれど、幾度か経験した私も、その心境が分かるだけに、よくがんばったなぁと、胸が熱くなりました。

「布葉土 展」が、今週11日(金)から、 『カフェ爾今』のギャラリーMUNIで始まります。
着やすさを大切にする、丁寧な服作りの Masuko さんと、コーディネートセンスにも秀でた友人とのコラボは、 ディスプレイも楽しみな企画展になると思います。
ご予定に、ぜひ!

Let's go to "[fu you do]"Exhibition !

お気に入りの珈琲

2009.9.6
[ Cafe ]
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寝起きが悪く、食欲もない朝の、果物と美味しい珈琲での、目覚めの一杯
朝食の後の洗い上げを終え、家事仕事がひと段落したときの、労いの一杯
集中する前に、気を高めるための一杯
行き詰ってしまった時の、気分転換の一杯
読書に、BGMとセットの一杯
スイーツを引き立てる一杯
友との語らいに、欠かせない一杯
いつもは嗜まない夜に飲んで、眠れなくなってしまったのを諦めた一杯

一日に飲む珈琲は、1.2杯ですが
ふと珈琲を淹れようと思ったときの情景を思い浮かべながら

  「時間と珈琲だけは、今ある!」

と気が付いた“至福の一杯”を、ゆっくり飲み干しました。


珈琲党の我が家では、珈琲豆の仕入れに、その時々の環境に合わせたお店で購入していますが、 ドリッパーをカフェ・バッハのに替えた流れで、一ヶ月に一度の割でバッハ珈琲の通販を利用していました。
そんな折、一年ほど前に知人から教えてもらったのが、『珈琲工房 マイン・ブロス』。
春に写真を撮らせていただいて準備はしていたのですが、半年近くも過ぎて、やっと、ご紹介です。 どうぞ、ご覧ください。

Nice Shop! "MEIN BROSS"
Favorite coffee

秋の風

2009.9.5
[ Interior ]
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年末に張り替えた障子紙を、いとも簡単に破られてしまい(猫たちにです)、 枠のサイズに合わせてカットした簾を張りつけた、簡易葦戸。
夏の間は、開け放した窓から入る葦戸越しの風を心地良しとしましたが、 この頃は、めっきり涼しくなったので、部屋中の窓を閉めて休みます。

朝起きて、いちばんに寝室の窓を開けると、ひんやりした空気が流れ込んで、 ボーっとした頭と体を覚めさせてくれます。
無花果を頬張り、温かい三年番茶を、ゆっくり飲んで、ほっ。

猫たちは、とうに起きて活動中の5時半。
さてと、私も散歩にでかけるとしますか。


ギャラリー 親うさぎ を更新しました。
どうぞお楽しみください。

今回のアツミセミナー「食品の勉強会」も、久々にアップしました。
      Atsumi foods seminar 「干物 」

お時間がよろしいときに、お目通しくださいね。

Wind of autumn

干物

2009.9.4
[ Foods ]
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先日の、アツミセミナー「食品の勉強会」のテーマは、「干物」でした。
そのサプライズにいただいた、“こだわりの味協同組合”の、国産無添加のホッケを、 さっそく焼きました。
私は今まで、片面焼きのグリルだったころは、身から焼いて、焼けたらひっくり返して炙る程度。
両面焼きグリルの今は、同じ火力で焼いていました。(実は、干物モードがついていた)
セミナーでは、「皮の方を7、身は3」・・・これが干物の美味しい焼き方なんだそうです。

市場で一番多い干物は鯵。
そして、元祖はムロアジの干物なんだそうです。
私の中の干物のルーツは、ホッケ。
これは、母の好みが私にインプットされて、我が息子たちへも引き継がれています。 (ロンにも・・・)

干物のほとんどに、酸化防止剤・発色剤・着色・調味料といった4〜5種類の添加物が使われている・・・ 見栄えと日持ちのためにです。 (続きはまた後ほど)

Dried fish

猫ブレイク

2009.9.3
[ Cat ]
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一日中、気持ちのよい風が通り抜けた昨日は、久しぶりに根を詰めて、HP製作やブログのカスタマイズ作業をしました。
その傍らの籐の椅子で、ひたすら寝入る猫たち・・・
時おりの気分転換は、珈琲ブレイクと、その猫たちの、ふっかふかのお腹に顔をうずめて、ふがふがすること。
熟睡モードなのに、いい迷惑だったかもね。

昨夜は、11時前の就寝だったせいか、5時起きのハナが、早朝4時前から騒ぎ始めるので、 仕方なく、私も4時半に起床。
温かい緑茶を淹れて、パソコンに向かいながら、目を覚ましました。

「今日も、よい一日を・・・」という
ラジオ深夜便のアンカーの言葉を聴きながら、書き綴っています。

Cat break

A pleasant wind passed and the root was strained oneself after a long time yesterday that came off all day long.
Cats who fall asleep single-mindedly with chair of rattan ・・・
An occasional recreation : with the coffee break and bury the face under cats' bellies fugafuga it does.
It might have been a trouble though it was a done sound sleep mode.

Last night was going to bed 11 o'clock ago, Because Hana of the occurrence began to make noise during four o'clock of early morning at five o'clock,
I also get up reluctantly at 4:30.

It was warm green tea, and it woke up the personal computer facing it.
"Today's good day" Writing is spelt while listening to the word of the anchor of the service at said the radio small hours.
ワンプレートランチで

2009.9.2
[ Foods ]
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先週に引き続き、友人と我が家でHP講座をしました。
その前に、いつものワンプレートランチを作って、友人と一緒に腹ごしらえです。

友人の畑の、美味しい胡瓜を糠漬けにして、皮をすり下ろして作った塩ゴーヤは、シラスを混ぜて木綿豆腐にトッピング。
黒米を入れて食べやすい食感にした玄米御飯。
ジャガイモとズッキーニに白身魚は、オリーブオイルで焼いて、前夜の残り物の干し野菜とひじきの煮物、 差し入れの無花果に葡萄を添えたワンプレートです。
ストック煮豆のガルバンゾと刻んだセロリのサラダ、それに、まだ温かい揚げ物の差し入れもあって、豪華版ランチになりました。

週一度の息子との夕餉以外は、ほとんど一人ご飯なので、こうして一緒に作って食べる楽しみは、とっておきの時間です。

講習会の方、ほぼ出来上がったHPとソースの説明と実践、画像の処理など、伝えたいことが先走ってしまい、ちょっとハードだったかもしれませんね。

夜は、アツミセミナー「食品の勉強会」へ。
今回のテーマは「干物」で、サプライズも干物!
こころなしか、参加者が多かったように感じました。

With the one plate lunch

高砂百合

2009.9.1
[ Flower ]
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石巻の畑で、株ごと抜いて捨てられていたのを連れ帰った高砂百合の蕾が、少しずつ膨らんで、 3週間余り経った昨日の朝、咲き始めました。

帰化植物のひとつでもある高砂百合は、弾けて飛び散った種だけでなく、鳥も運んでいるのか、 今や至るところで群生しているのを見かけるようになりました。
我が家の前庭でも、1本の高砂百合が年々増えつつある、繁殖力旺盛な百合です。
だからきっと、野菜を収穫した後の処理場に捨てられていたのでしょうね。

バルコニーでの群生はかなわないけど、凛とした花を楽しませてもらうのは大歓迎。
肥沃な畑で育った高砂百合の、グリーンがかった野性的な花を、しばし眺めています。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo break を更新しました。
どうぞ、ご覧ください。

Now September