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「食」でしめくくり

2010.12.31
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図書館で借りた「盛り付け秘伝 現代作家の器に盛る」は、野崎洋光さん(和)・日高良実さん(洋)・河田吉功さん(中華)の料理人が、 それぞれの創作料理を、現代作家の塗り物や陶芸家たちの器に盛り付けるといもので、とても見応えがありました。
中には名だたる陶芸家のオブジェを思わせるような器もあって、料理人の創造力とのコラボ(というより闘いかな)が、 面白くもあり、さすがプロだと感心することしきり。
こと日高さんの、器と一体化した盛り付けのセンスと彩りは、アーティストの作品のようでもありました。
料理の前の、作家の器を見たときの感想と、盛りつけたあとの料理人同士の評価や感想、料理と器が一体になった写真を見ての陶芸家たちのコメントも、 それぞれの人柄が滲み出ていて、愉しい読後感を味わいました。

プロがつくる料理にトライだなんて、とても私にはかないませんが、これならと思った日高さんの“菜の花のリゾット”を、忘年会帰省した長男との朝ご飯に作りました。
バルサミコがないので、その彩りにアンチョビを代用し、いつもは擂りおろすパルメザンチーズを、ピーラーで削ってのせたリゾットです。

さてさて、いよいよ大晦日です。
長男と入れ替わりに、次男が帰省しますが、恒例だった弟家族との正月顔合わせは、それぞれの家で子ども達を交えてになりそう。
ということで、正月料理は用意せずに玄米餅だけ少々。あとは、鶏やら豚肉を使って、いつもより賑やかな食卓になれば・・・ おもえば食べることに明け暮れた一年だったなぁと、苦笑しつつ振り返っています。

  「タオ」(加島祥造・著)  第三章・飯だけはたっぷり喰う より一部転載

  世間が
  頭のいいやつを褒めるもんだから
  ひとはみんな
  利口になろうとあくせくする。
  金や宝石なんかを大事にするもんだから
  盗っ人がふえる。
  世の中が
  生きるのに必要のないものまで
  やたらに欲しがらせるから
  みんな心がうわずってしまうんだ。


  だから道(タオ)につながる人は
  あれこれ欲しがる心を抑えて
  飯だけはたっぷり喰う。
  野心の方は止めにして
  骨をしっかりこしらえるんだ。


“飯だけはたっぷり喰う”が、私の中でリフレインしています(笑)
今年も多くの方と触れ合うことが出来ました。ありがとうございます!
どうぞ、よいお年をお迎えくださいね。

It finishes it off by "Food".

卵ご飯

2010.12.30
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12月のアツミセミナー以来、時々買っている「丈夫卵」を、昨日は生卵にしました。
玉子焼きにすると、もっと美味しさが際立つけど、生卵も美味しいんですよ。

日本人は卵を生で食べる習慣があり、外国では中毒(サルモネラ菌・・・日本の在来鶏の卵にはない)を起こしてきたから、生で食べる習慣がないそうです。
生卵は苦手という人もいる中で、炊きたての熱々ご飯に生卵は、朝ご飯の風景としてしっかり染み込んでいる日本人のひとりです。

黒米入り玄米ご飯と里芋とカブの皮の味噌汁に、温野菜サラダ(緑豆もやし・春菊・紅菜苔)の一汁一菜で、 いつもは三苫さんの小さな飯碗を使ってますが、卵が溢れてしまいそうなので、安藤雅信さんのボウルにしました。
この安藤さんの薄い器は、ぽってりした陶器に馴染んでいる私にしてはめずらしい選択でして、 欠かしたところの金継ぎも相成り、マットな生成り色に使い込んだ風合いが出て、いい味になってきました。
薄いからと臆せず、どんどん使って、経年変化を楽しむことにしました。

Egg meal

猫の流儀

2010.12.29
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ミミが次男とアパートで暮らしてたときの、ふかふか猫ベッドは、冬になると争奪合戦が繰り広げられ、 トイレやら食事で空いたとたん、すっと他の猫がおさまり・・・
この時は、ロンが出ていった後にミミが入り、出遅れたチビが、「ご一緒させて」とお伺いを立ててるのに、睨みを利かして拒否するミミ。
ほかの猫に無関心のミミが、チビだけは近づかれるのも嫌な相手らしく、2匹までOK のベッドで、ミミとチビの組み合わせだけは見たことがありません。

そんな緊迫したところへ、ミミとは犬猿の仲で寒がり屋のハナが、チビの横をすり抜けて、そっとベッドの中へ入りました。
そして今度は、その場の空気を読んでか読まずか(後だと思う)、チビにアイパンチを送り続けるミミと、難しい顔をしながら丸まってるハナとの間に滑りこんだロン。
そっか、この組み合わせなら3匹でもいけるんだと眺めながら、相変わらず、「ぼくだって入りたかったのに」と、 諦めきれずにたたずむチビが、なんとも可笑しく、不憫になって、私が抱っこしました。

我が家の猫たちは、ミミ→(発揮する方向)ハナ→チビ→ロンで力関係が働き、 ロンはどの猫と一緒でもOK だけど、ミミはハナがライバルでもって、チビを苦手とする。
人間との距離も性格もそれぞれで、臆病なりに、少なめの来客には自分の存在をアピールしてみたいネガティブチビは、 水には猫一倍うるさく、家中の観葉植物を味見する草食系で、夜寝付くまでベッドの周りをドスドスと何周もする儀式を欠かさない。

家人来客を問わず人好きで、思うがままに行動するミミは、ひと通りの確認散歩をしなければ気が済まず、 度が過ぎて、時にはお尻ペンペンのお仕置きを受けるのに、それが嬉しいらしく、私の膝の上で目をとろんとさせて、もみもみを始める。

徹底した人間嫌いで、人が帰るまで出てこないハナも、一年だけ一緒に暮らした経験のある次男ならOK 。 しかもインターホンが鳴ったとたん、脱兎の如く隠れ家へ逃げ込むのに、インターホンが鳴らず、ガチャっとドアが開いた瞬間、 長男と次男を判断してる能力がすごいと思うが、声楽家の如く複式発声法で鳴いて(叫びに近い) 感情表現するのには辟易させられる。

だれが来ても、どんなに大勢の来客であっても、われ関せずで自分の世界に浸るロン。
そのロンが、日中は擦り寄ってくるでもないのに、夜は私の腕枕で喉をゴロゴロならしながら眠り、帰省した次男にも夜は寄り添って寝る・・・ 寒い季節以外は枕元に寝てるので、人の傍だと温かいからという理由だけではなさそうです。
一度そのわけを聞いてみたいと思っています。ひょっとしたら、家族を守ることに使命感をもってるんじゃないかとかね。

猫言語があるのかテレパシーなのか分かりませんが、ひょっとしたら猫たちの間でも、私を分析批評してるのかもしれません。
それも聞いてみたいような・・・知らぬが花かな。

Cat's method

柚子と生姜

2010.12.28
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美味しい柚子の季節、体をあたためる生姜とともに、出番が多くなっています。
千切りにした生姜を3回茹でこぼたあと、先日の柚子ジャム(柚子酒の柚子でつくったもの)を同量入れ、 きび砂糖を足して、柚子生姜ジャムにしました。
どなたかの本に載っていた記憶を辿って作りましたが、その時の生姜は蜂蜜漬けだったような。
柚子と生姜は相性がいいのか、単品でも美味しいジャムが更にで、焼いた蕎麦粉クレープにも添えました。

今朝はさらに冷え込んで、バルコニー気温1℃。北の窓ガラスが結露していました。
ストーブの上で沸かしたお湯で、まずはジンジャーティを一杯。
今日の今年最後の朝市で、石川農園さんに注文した玄米餅と、お茶の後藤農園さんに頼んだマーマレードのパウンドケーキ、 いつもより多めの野菜も仕入れる予定です。

Yuzu and ginger

石鹸でシャンプー

2010.12.27
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長年使っていたアミノ酸シャンプー・ブルーリッジチコを切らしたのがきっかけに、ここ2ヶ月余りはアレッポの石鹸でシャンプーしています。
アレッポは、いくつか使ったオリーブ系の石鹸の中で、使用感と価格、手に入れやすさで落ち着いた、オリーブと月桂樹オイルが原料の石鹸でして、 もちろんシャンプーもお薦めになっていました。
ただ、ちゃんと地肌まで洗えるんだろうかとか、ゴワゴワしちゃうんじゃないかと、なかなか切り替えれないでいたのが、さにあらん、いい具合です。
洗った後、ビネガーなどの酢で中和させると、しっとりするというので、薄めた竹酢をリンス代わりにすることもあるけど、 ゴワゴワ感が気にならないので、時には省いたりも。
そもそも、私の場合は自然志向というよりも、“めんどくさい”が優先して、ひとつでも手間を減らしたいというのが本音であります。(笑)
ブルーリッジチコからセールの案内(20%OFFでもって送料無料)が届き、いつもはこういう時に注文してたのですが、 このままアレッポでシャンプーを通すことにしました。


トップの写真は一週間前のもので、蕪と青りんごと柚子の皮に刻みパセリのサラダ。

It shampoos it with soap

サンタさんからの贈りもの

2010.12.26
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なんと、我が家にもサンタさんが!
昨日の夕刻、北風にのってやってきました。
もぎたてのレモンと、使いきりオリーブオイル(これもレモン型!)に、すてきなメッセージカードを添えられた贈りものと、 思わぬサンタさんの出現に、もう嬉しくって、そのままお茶しました。

朝起きてみたら、夕べのうちに心のサンタさんからもメールの贈りものが届いており、今朝は幾重のよろこびにひたり、感謝しながら、珈琲を味わっています。

Present from Santa

小さな贅沢

2010.12.25
[ Interior ]
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今朝のバルコニー気温3℃。この冬一番の冷え込みだそうです。
コートの襟を合わせ、ストールを首に巻いて、しっかり防寒し、デザイン事務所さんとのHPの打ち合わせに赴きました。
その帰りに、『Pâ tissorie かねせん』へ寄りました。
カメラを持参してなかったのが悔やまれるほどに、クリスマス・ディスプレイが素敵で、クリスマスケーキを取りにみえた方へのケーキの箱も、おしゃれな赤い箱でした。
赤の使い方が上手な、オーナーでもある友人Hさんと束の間のお喋りを交わし、小さなケーキと焼き菓子を買ったあと、本屋さんにも寄って帰宅しました。


外の寒さをよそに、カザルスのバッハを聴きながら、陽だまりの猫たちとプチクリスマス。
ほろ苦いビターチョコ味の台と相性抜群の“ニューヨーク・チーズケーキ”に、インドの珈琲豆モンスーン・マラバー・メロウ。

「モンスーン・マラバー・メロウ」は、インドのモンスーン地帯で約三ヶ月間放置した珈琲豆だそうで、農園によってはカビくさくなってしまい、ちゃんとした豆は希少とか。
『マイン・ブロス』さんが、何段階かの焙煎を試されて落ち着いた深めの焙煎は、コクも甘みも苦味もバランスよくて、美味しい珈琲でした。

Small luxury

クリスマス イブ

2010.12.24
[ Balcony garden ]
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今(午後7時)から、ニコ生で「谷川俊太郎さんとクリスマスイヴ! 谷川さんちで生放送!」を視聴します。(アカウント登録要)

http://live.nicovideo.jp/watch/lv35046830

あ、始まりました!
谷川賢作さんも出るのかなぁ(ustream であったようです)・・・
なぁんて勝手にライブと勘違いしてましたが、山田馨氏との対談で詩の朗読もあり。

画面に流れる視聴者のコメントで wwwwwwwww は笑いかなと思ったけど、888888888 て拍手(パチパチ)だったんですね。
「ひらがなの力って、すごいね。まだ言葉の意味が分からない幼子が、俊太郎さんの詩を朗読すると笑い出した(山田氏)」とか。
「おれの力じゃなくて日本語の力だ」と俊太郎さん。
ポエムアイ(ものごとをみて詩的なものを感じること)がないとおっしゃる山田氏に、 誰にでもあるはずだが、日常的なものに覆われてしまっていると。
視聴者からの質問に答えたり、逆に質問を投げかけたりの双方向のニコ生放送の一時間半が過ぎ、 「あー、たのしかった! またやろうよ、これ」という俊太郎さんの言葉で締めくくられました。
日本酒を飲み、つまみを口に運び、時おり「コマーシャルがないから疲れる」(俊太郎さん)とぼやきながら、 親しい間柄のお二人の対話は、ふだんの言葉が観てるものの共感を誘い、なんとも愉しい大人のトークタイムでした。

Christmas Eve

N さんのハーブクッキング

2010.12.23
[ Foods ]
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12月の「N さんのハーブクッキング」は、クリスマスにふさわしい、色とりどりのご馳走メニューが勢揃い!

里芋と長ねぎ(白い部分だけ)、昆布だしを使ったホワイトスープは、 トッピングに生姜のきび砂糖煮をあしらったもので、美味しいうえに、体がほかほかになるスープでした。
チキンのディアボラ風は、あらかじめマリネしておいたチキンをフライパンで、皮を下にして重しをし(教室では水を張った鍋をのせていました)、 皮がカリっとするまで焼き、弱火にして裏も焼く。いい匂いがたちこめて、この段階でお腹がグゥグゥ鳴ってました。(笑)



3種類のクロスティーニは、少し焼いてガーリックオイルを塗ったバケットに、ブルーチーズソースやハーブ入りのクリームチーズ、 生ハム・野菜・りんご・ハーブなどカラフルなトッピングで、食卓がぐっと華やかになりました。
スィーツもシックなクリスマスバージョンでして、今回はクッキング教室だということを忘れ、パーティ気分で、料理と会話を愉しみました。
さっそくアップしましたので、ご覧ください。そしてクリスマスにもどうぞ!

N さんのハーブクッキング

Herb cooking of N

遅めの一日

2010.12.22
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昨日の朝、二度寝をして起きたら、すでに7時を回っていました。
そんな時間だったからか、ストーブがなくても寒さを感じなくて、冬の遅起きも三文の得かも?・・・なんて呟きつつ、 目覚ましの珈琲を片手に、メールチェック。
朝風呂の後、残り湯で洗濯をしながら、バルコニーの果樹やプランターに水やりをしてたら、 風もなく小春日和のような暖かさに背中を押され、来年2月の植替え時期に予定していた、ウッドデッキ下の掃除をしようと思い立ちました。

重たい鉢やプランターを移動しながら、4分割になったウッドデッキを、ひとつひとつ立てかけて、 下に溜まった枯葉や土などを掃き取ったあと、水で洗い流すのですが、一年ごとにやっていても、けっこう溜まっているもんです。
途中でお腹が空いたけど、キリがつくまで続行し、ついでに部屋の掃除もやり終えたら、午後1時過ぎでした。
見えないところがきれいになるのって、まるで自分をも掃除をしたようで、気持ちがいいし、気分もすっきり。
やり終えた後の達成感に浸りながら、パセリとアミと丈夫卵(評判通りの美味しさです)の玄米炒飯と、あり合せの野菜サラダに珈琲とで、遅いお昼ご飯をとりました。

午後は、借りた本を返却がてら図書館へ。年末近くなると、本が10冊まで3週間借りられるので、園芸や料理、エッセイ、スピリチュアル系などを借りました。
ちょっとしたご縁で、私がいただくことになった老舗の和菓子も受け取って帰宅し、 ゆっくりお煎茶を淹れて、おいしい和菓子とともに、遅めのティタイムを味わいました。

今日は冬至。そして、今年最後の 「Nさんのハーブクッキング」の日でもあります。
食べることに最大の関心を抱きつつ(笑)、なにげない日常とともに穏やかな日々がゆっくり流れていくのを感じています。

Late the first

腹巻ロン

2010.12.21
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夏の終りのある日、ロンの胸の辺りに硬いしこりが出来てるのに気が付きました。
黒砂糖の塊のようにゴツゴツした、親指大のしこりです。
7月末頃にサマーカットしたときは気がつかなかったのに、いつのまにこんなものがと、びっくりしました。
ひょっとしたら乳がんかも・・・ だとしたらどうしたものか・・・
家では穏やかなロンが、ひとたび動物病院へ行くと豹変して、獣医さんも手が出ないほどのキツイ気質で、 数年前に背中にできた腫瘍(この時は柔らかいタイプ)の時は、手術したものの、入院も通院もできなかったロンですし、 人間でいえば80歳近い年齢なのと、食欲も元気もあったので、自然にまかせることにしました。

その腫瘍が日に日に大きくなり、腫れたせいで赤い皮膚も現れて、最近では卵大ほどになっていました。
ただ、触れても痛がる様子がないし、相変わらず元気なので、患部を手のひらで包みこんで、「小さくなって消えてなくなぁれ」と、 気休めのおまじないごとをして、毎晩マクラを共にしました。
寒がり屋ですから、夜は布団に潜りこんでくるのに、息苦しいのか、朝目覚めるとマクラの私の頭の上で寝ているのが常で、一昨日の朝もマクラに横たわっていました。
私が頭を動かして横向きになると、頬に冷たいものが触れたので、ロンの鼻水でマクラが濡れているのだと思いました。 (これも半端じゃなく、おかげで台所床の杉板に水玉模様ができています)
ほどなくタイマー設定のラジオから、ラジオ体操が流れてきたので、「さぁ、起床!」と起き上がって、ふと見ると、マクラが水浸し状態です。
「えー! こんなところにおもらししたのぉ?」と思ったら(後で考えたら匂わなかった)、なんとロンの胸の腫れものがへこんでいて、血も滲んでいました。
どうやら足の爪で引っ掻いたところから、溜まっていたリンパ液が出てきたようです。

さっそくロンの手当に掛かりました。
濡れた周辺の毛をカットしたあと、リンパ液吸収用のガーゼを当てて、テープを体一周まわして止め、襟ぐりが擦り切れたニットの袖を切り取ってサポーターにしました。
まだ、しこりが分散した感じで残っているものの、とりあえずホッ。

Belly band Ron

' クリスマス ' モード

2010.12.20
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子供の頃(小学校の低学年)、近所で開かれていた「日曜学校」へ行ってました。
教会からやってきた温厚な牧師さんのお話を聞いて、賛美歌を歌い、時には塗り絵もしたりで、宗教心をよそに、たのしみごとのひとつでした。
聞いた話は覚えてないのに、ぷかぷか弾く牧師さんのオルガンと賛美歌には興味があって、思うに、これが音楽や鍵盤楽器への関心の始まりだったようです。
そうそう、一度だけクリスマスの日に、どこぞの教会へ連れていってくれた時、長靴にはいったお菓子をプレゼントされて、とっても嬉しかったのを記憶しています。
クリスマスはもちろん、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、お月見、七五三など、お正月以外の日本の年中行事に関心(余裕も)のない家に育ちましたが、 地域の子ども会や牧師さんのおかげで愉しませてもらった子供時代が、心の片隅にありました。

まぁ、そんなことで家庭を持った私が子どもたちにしたことといえば、節分の豆まきや端午の節句の柏餅、クリスマスのケーキとプレゼントくらいでしたが、 息子たちが成長してからは、かろうじてお正月行事が残っているだけ。
それでも、ちまたでクリスマスソングが流れだすと、そわそわしながら、部屋中を ナット・キング・コールの歌で満たしています。

みなさんや「晒柿」に、ギャラリー親うさぎさんの 「Happy Christmas 」 が届きました。すてきな贈りものをご覧ください。

ウィンダム・ヒルのアコースティックな音楽が聴こえてきそうなトップの写真は、ガラスのカウンターテーブルに映りこんだ冬景色 (『茶房日々』にて)

'Christmas' Mode

12月の茶房日々さんへ

2010.12.19
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お届けものがてら、昨日からオープンの 『茶房日々』さんを訪問しました。
あたたかで、しっかりしたつくりのフェルトのハンドメイドルームシューズが、華やかな雰囲気を醸し出し、 クリスマス色の赤を効かせたしつらえが、外の寒さを忘れさせてくれるようでした。

ガラスドームの中の、薔薇の花びらにつつまれた生チョコレートケーキと、タンポポコーヒーでティタイム。
気忙しない年の瀬だからこそ、こんなひとときが自分へのプレゼントで、 色づいた葉を少し残した、冬景色の庭の風情とともに、食べ終わったあとの赤の余韻もたのしみました。

25日まで開催です。愛しいひとへの、またご自分へのプレゼントに、ぜひ。
駐車場が、敷地内の庭の一部に変わりました。(他にもあるようです)

帰る途中、友人の職場でもあるショップに寄りました。
会うのは半年ぶりだったので、長々とお喋りをして、なんと家に着いたのが7時過ぎ!
玄関で迎えてくれた猫たちに、寒い思いをさせてしまいました。

To Sabo hibi in December

玄米の柚子リゾット

2010.12.18
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中村成子さんの本「柚子のある暮らし」を見ながら、玄米の柚子リゾットを作りました。
作り方は(分量は適宜に)、厚手の鍋で、みじん切りの玉ねぎと、皮を薄くむいた柚子のあられ切りを炒め、蓋をして4〜5分蒸らす。
塩をふって洗った玄米ご飯を加えて混ぜながら、白ワインを2〜3回に分けて注ぎ、汁気が少なくなるまで煮詰める。 そこに昆布だしを加えながら、粘りが出ないように煮詰めて、柚子の絞り汁、おろしチーズ、胡椒を加えて、さっと混ぜる。
器に盛って青ねぎを散らす。
玄米ご飯は、塩をふって洗うとサラリと仕上がる。白米での柚子リゾットは、きれいな色に仕上がる・・・そうです。

材料(二人分)
   玄米ご飯(塩 大匙1) 1カップ
   玉ねぎ 1/4個
   柚子  1個
   青ねぎ
   白ワイン 1/4カップ
   昆布だし(またはスープ) 1〜1カップ半
   パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろし) 大匙1〜2
   オリーブ油・胡椒

ネギの代わりにチャイブを使い(あるものでってことで)、小ぶりなヤリイカを焼いて天盛りにした柚子リゾットが、 思いのほか美味しくて、今朝もまた柚子リゾット(蕪入り)です。
そうそう、今回の玄米ご飯はアマランサスも一緒に炊きました。

アマランサス (ヒユ科)

アマランサスは南米原産のハゲイトウの仲間、ヒユ科、ヒユ属の一年草で、 ヒエ、アワ、キビといったイネ科の雑穀とは別の「擬似雑穀」。
タンパク質は精白米の約2倍。雑穀の中でもタンパク質の多いソバをも上回っていて、質的にも優れ、 カルシウムは精白米の25倍、脂質は5.6倍、鉄分は50倍と、ヒエ、キビ、アワに較べてもはるかに多く、 その他、繊維、リン、カリウムなども多い、栄養価の高い食品。

Yuzu risotto of brown rice

午後の公園

2010.12.17
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カメラを肩に、午後の緑地公園を散策。
銀杏並木に平行して、つい先日までオレンジのラインをつくっていたメタセコイヤが、その葉を落として、 樹木の円錐シルエットを際立たせていました。
松が中心の公園に、クスノキなどの常緑樹のほかに、けっこう落葉樹も混在し、野鳥のさえずりが響く中で、毛並みのよい猫とご対面。
広い公園のだから、どこぞの家から遊びに来たとも思えませんが、呼べば答えるものの、べったりでもなく、 目の前をスタコラサッサと線路方面へと通りすぎていきました。
黒豆のような、つややかな実をつけた木は、なんて名前なんでしょう。
まるで花が咲いたように赤い実を付けた木もありで、いつものコースを変えたら、また違った景色が楽しめました。

Park of afternoon

『カフェ・アコーディアナ』のホットサンドイッチ

2010.12.16
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ふふ、またまた食べたものです。
所要で、市内をぐるぐる回った最後に、 『カフェ・アコーディアナ』 へ寄りました。
ちょうどお昼時で、お腹も空いたことだしと、卵のホットサンドイッチ(ほかに小豆・ハムとチーズ有り)を注文。
中がほっかほかで、縁がカリッとした食感がたまりません。
コクのある珈琲とともに、久しぶりの外カフェタイムを楽しみました。

Hot sandwich of 'Cafe Accordiana'

つまみ食い

2010.12.15
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写真は一週間ほど前のですが、お昼ご飯にふたたび登場の辛子明太子です。
少し取り分けて仏壇に備えたものをさげた時、冷蔵庫に入れ忘れて散歩に出たら、戻った頃には、お皿が空でした。
ずいぶん前も、ちょっと目を離した隙に、テーブルに置いたお皿から焼きたてのヤリイカ(小さめだったけど)を咥えていったハナ。
今回もハナかミミだと思うけど、辛くは無かったのかしらねぇ。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo break を更新しました。
≪メリー・クリスマス≫ を、どうぞご覧ください。

Eating by stealth

やっとストーブを

2010.12.14
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小雨が降ったりやんだりの一日、午前はHPファイルの整理をしていましたが、 体を動かしていないと、さすがに足元が寒くなり、いよいよストーブの出番です。
暖炉のように居間の窓辺に置いたストーブで、お昼ご飯の支度・・・お味噌汁もですが、玄米もちゃんと炊けるものなんですね。
食後は一旦消しましたが、3時頃にまた火を入れて珈琲を淹れました。
赤い炎を見てるだけでも温まりますし、プラスα の仕事をしてくれる反射型のストーブに、ずいぶん助けられます。
炎が出るということは、二酸化炭素も排出してるわけですが、玄関ドアや台所の簡易換気扇の隙間、 浴室換気口等で、自然換気がなされる住宅事情が幸いしています。

午後の読書は「木漏れ日の庭で」(中谷耿一郎著・TOTO出版)を、そして珈琲のおともは干し柿です。
2個ずつさした竹箸は、もう抜けませんので、ニッパーで半分に切りますが、竹箸だと持つのにちょうどいいのです。
食事会などで使った残りをいただいたのが、役立ちました。

The stove finally

SDカード復旧

2010.12.13
[ Cat ]
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いつものようにSDカードをパソコンのUSBポートにさして画像の縮小を始めてすぐ、エラーが出てシャットダウンしました。
再度トライすると、SDカードをフォーマットするようにとの標示がでます。
カメラに戻しても同じ標示なので、何かの拍子にカードが読み込めなくなってしまったようです。
保存版の画像をカードからパソコンへ移してなかったので、なんとか画像を取り出せないものかと検索してみたら、どうやら可能のようでした。

SDカード復旧法 (重いブログなり)

ただ、英語サイトからのソフトダウンロードに自信がなかったので、昨日の長男の床屋帰省を待って、彼に頼みました。
おかげで無事復旧して、ほっ。(復旧中に壊れた画像もあり)

ちなみに、このSDカードカードは、6年余り前に初めてデジカメを買った際、追加で買った1GBのカードで、当時は結構な値段でした。
フォーマットをかけて使えるようになりましたが、SDカードは撮れる枚数のキャパがあるそうですし、今は安いそうですから、もう一枚予備に買っておいたほうがよさそうです。

SD card restoration

鯖寿司

2010.12.12
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「いい鯖が手に入ったから」と、笠山荘さんが自家製の〆鯖を届けてくださいました。
しかも、好物のイカや、タコ、エビ、ガリも添えて下さったので、その夜はチラシ寿司風にしていただき、翌日は鯖寿司にしました。

七ぶづきのご飯を炊いて、柚子の絞り汁で酢飯にして冷まし、ガリの千切りと柚子皮のみじん切り、〆鯖をまぜ、バルコニーのチャイブを彩りに。
一人いただくには勿体無いような贅沢を味わいましたが、〆鯖の新鮮さも酢加減も美味しくて、 なんと約一合の鯖寿司をペロリと平らげてしまいました。
食欲とどまることをしらずです。(笑)

In the suntrap

陽だまりで

2010.12.11
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猫たちにとって、午後の陽だまりでの昼寝は至福のとき。
籐の椅子を占領されてしまった私は、その横で珈琲と読書タイム。
投げ出した膝のあたりまで差し込む日差しが熱いくらいだったのに、午後3時を回ったとたん、空気が冷えてきました。

毎年12月になればストーブの出番なのに、今年は暖かい日続きで、ストーブを出したものの、未だに待機中です。
点いてないストーブの前から離れないロンを見て思うに、ここ最近食欲増進で皮下脂肪が付いた私が、 あまり寒さを感じなくなったのかもしれません。(遅い起床も一因かな)

一ヶ月ほど前に、瞬間湯沸器が壊れてしまいました。
以前なら、修理するか取り替えるか判断(丸っと10年使用)するのを、 今回は、“湯沸器って無いと困るんだろうか? 水の冷たさはゴム手袋で解消できるし、 器の油汚れはキッチンペーパーで拭いてから洗い、ストーブの季節になればヤカンのお湯が使えるんだし・・・”てなことで、 ひと冬無しで通すことにしました。
洗い上げの時に使っていた習慣で、まだ湯沸器の押しボタンへ手が行くこともありますが、あんがい無くてもいい道具の一つかもしれません。

ふと、私が子供だった頃、ガス器具はもちろん、電灯以外の電気製品と呼べるものは、ひとつも無かったのを想いだしました。
昭和30年代初めは、テレビのある家が珍しかった時代で、貧しい家庭だったから当然でもあります。
小学4年頃から家事を手伝い、食事の支度は七輪で火を起こすところからでしたし、洗濯はタライと洗濯板で、冬は手が弾かんでしまい、しっかり絞るのが大変だったのを記憶しています。
いまどきのようにサッシではないから建具の気密性など無く、厚着と火鉢と早寝で寒さを凌ぎ、 朝は湯たんぽのお湯で顔を洗ったりしました。

そうしてみると、いま我が家にある電化製品が壊れて修理不可能になった場合、無ければないで過ごせるのかもしれないと、家の中を見回してみました。

  洗濯機は不可欠。
  猫が同居の間は掃除機も。
  (ゴミパックを見ると猫の毛がほとんど。ミーレの頑丈さがありがたい)
  クーラーがない代わりに扇風機は手放せない。(クラシックタイプは単純で頑丈)
  CDは聴いてたいなぁ。
  壊れそうにない電動ミルは使い続けたい道具。いざとなれば手挽きのミルもあり。
  冷蔵庫は不可欠そうに見えるけど、我が家の食生活からして無くて済むかも。
  ヘアドライヤーは最近使わないし、精米機も無くたって困らないかな。

我が家の家庭電化製品はこのくらいですが、接している時間の長いパソコンが壊れたら・・・ そうなんです。もし壊れたらどうしようって真剣に考えました。
もう買い換える余裕はないし、すでに息子のお下がりを使わせてもらってる身分です。
ハードディスクの交換で済むうちはいいのですが、万が一壊れたらHP管理が出来なくなるので、晒柿はともかく、 他のサイトのサポートが出来なくなることへの対策を、徐々にしていかねばと思いました。

In the suntrap

蒲郡へ

2010.12.10
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12月に顔合わせを・・・とのお約束通り、足助の 『蔵の中ギャラリー』さんからご紹介いただいた、F様とのHPの打ち合わせで、蒲郡へ赴きました。

いままで手掛けたジャンルと全く違う業種なので、初対面のオーナーさんご夫妻から趣旨をお伺いするうち、なおのこと “私に出来るかしら”との不安が募りました。
HPの役割が時代と共に様変わりし、それに対しての技術もさることながら、広告塔としてのデザイン力が、とてもプロには及ばない私です。
私よりも一回り上の世代であられるオーナーさんのお考えと、情報を得る側の視点を加味して、その道のプロに依頼することを提案しつつ、 「ご予算もあるでしょうから、2.3のHP制作会社をあたって・・・」と、 逃げ腰ながら、なんとか活気づいていく方向になればとの思いでアドバイスさせていただきました。
さらに話をしていくうち、オーナーさんの柔軟な発想と前向きなお人柄にも触れられ、 行ったり来たりの会話の中で、私に足りない部分はプロに依頼してHP化するという方向になりました。

黒塗り杉板下見張りのお蔵に取り付ける、入り口への案内板も依頼されました。
どうやら建物の入り口が分からなくて、うろうろしてたのは私だけではなかったようで、見やすい案内板が提案できればと思っています。

2時間余りの打ち合わせを終え、お暇する私に、「この辺りの夕焼けは、きれいですよ」と、オーナーさんが勧めてくださいました。
「蒲郡へ来た流れで 『内田珈琲店』に寄りますので、その道中に眺めますね」とおこたえして外に出ると、 時雨混じりの海風にぶるるッ。思わずコートの襟を合わせました。

雪雲のような薄暗い天候に夕景は望めなかったものの、夕暮れの『内田珈琲店』で、美味しい珈琲に、ほっと一息。 (小豆餡たっぷりのケーキを、ごちそうさま!)
気の重かった往路はどこへやらで、美しい三日月を眺めながら、帰路につきました。

To Gamagori City



2010.12.9
[ Foods ]
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いつごろからかだったか定かではないのですが、卵が我が家のスタンダードから外れ、 6個入りパックの卵でさえ、どうかすると賞味期限が過ぎてたりします。
ちょっと前のお昼は、そんな卵2個で、刻みパセリたっぷりの玉子焼きにしました。
撮るつもりじゃなかったのに、玉子焼きの器はどれにしよう・・・、大きいお皿に、ご飯もおかずも盛っちゃおうか・・・、 じゃぁ撮ろうかなってことで、ドタバタドタバタ・・・
野菜を刻んだり、プランターの人参を抜いたり、常備菜を出したりのメニューは、 キャベツと抜き菜のサラダ、ひじきと切干大根の煮物に枝豆をトッピング、レンコンの甘酢漬け、黒米入玄米ご飯、 彩りにミカンもで、集合写真よろしく 「はいチーズ!」と、澄まし顔でワンプレートにおさまりました。


12月の、フードオアシスあつみ“食の伝統と食材を知る”のテーマは、「卵」。
始まりの挨拶で司会の店長さんが、「この卵を知ってる人?」と掲げたのは、 木村秋則さんの林檎と同じく、腐らない卵 “丈夫卵”!
その“丈夫卵”の生産者であり、養鶏と農業を営まれ、 「生物農法研究会」も主宰されている高橋丈夫さんが講師でした。

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Egg

干し柿

2010.12.8
[ Balcony garden ]
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先日の渋柿を、竹箸や竹串に刺して干しています。
柔らかくなったら食べ頃だそうで、干す前から柔らかだった細い方の柿を、四日目に味見をしたら、濃厚な甘さでした。
強烈な渋が抜けた平核無柿は、干した次郎柿のような味でした。
どちらも、寒い地方のように粉が吹くまでにはならないと思うけど、あんぽ柿風の干し柿ができそうです。

畑に植えた一年生苗の渋柿・蜂屋柿が実を付けるのは、ずーっと先のことだろうけど、 道中で渋柿も手に入る石巻通いは、幾重もの楽しみが待っています。

A dried persimmon

ちょろりさんワールド訪問

2010.12.7
[ Watching ]
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オブジェから茶器、暮らしの器など、陶芸家として幅広い活躍をされ、今年春、故郷の豊橋へUターンした ちょろりさんは、お母さまのお店と併設のアトリエを構えています。
昨日は、othello さんと一緒に、そのアトリエを訪問しました。
引っ越して以来、せっせとご自分で改装された経過はブログで拝見していましたが、 もともとあったお店の商品と、古い道具やオブジェ、器などの作品が同居の、ちょっと不思議な空間です。 (手びねり体験教室」も始められました!)
ちょろりさんの茶器で、お抹茶をいただきながら、炭の香りと居心地の良さに、 日が傾き始めたのも気がつかず、話に夢中になってしまいました。

 
(うさぎの蓋を取ると、中からコンペイトウがポトリと)

日が暮れる前に、ご自宅にも、おじゃまさせていただきました。
昨年、この家の修繕(長く空き家だった)のことで初めてお会いしたとき、 果樹と花と野菜畑に囲まれた平屋の家に、「まさに理想郷!」と感激したもので、 抜け落ちた床などに手を入れられて、ぬくもりのある住まいになっていました。
いまでも元気に畑仕事をされている、ちょろりさんのお母さまから、 木々や果樹、野菜や花のことを聞きながら、土に触れて育てることが、生き生きと暮らすエネルギーのもとなんだなぁと思いました。
帰りには持ちきれないくらいの野菜や果物を持たせてくださって、なんだかお里帰りしたような、楽しくも嬉しい一日でした。

The [chororisan] world visit

猫語

2010.12.6
[ Cat ]
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猫と会話の出来る人がいるんだそうです。
その方の場合は言葉としてではなく、イメージとして伝わってくるとか。それもかなり複雑で高度なやりとりです。

我が家の場合は、“きれいな水がほしい、削り節をちょうだい、ご飯がないよ、トイレが汚い(ハナのみ)、外へ出たいよぉ(ミミのみ)” といった要求しか汲み取れきれないでいる私ですが、きっと猫なりに思うこともあるんでしょうね。

そんな猫たちと話ができようになったら、さぞ楽しいだろうなぁと思うこの頃です。

Cat language

またまたお昼ご飯

2010.12.5
[ Foods ]
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昨日のお昼ご飯は・・・

  一日干し大根と椎茸の煮物
  ひじきと蓮根の胡麻油炒め
  おなます風だいこん柿
  皮をすりおろした柚子と黍のご飯(たまには白米で)
  たっぷりネギと黒すり胡麻の味噌汁

大根と椎茸は、塩・味醂・香り程度の醤油であっさりと。
一日干すだけでも旨みが増した大根は、カサが減ったこともあり、1/4本近くをペロリと平らげてしまいました。
乾燥ひじきは、歯ごたえがあるくらいに戻して、さっと湯通しした蓮根と一緒に胡麻油で炒めて、味醂と醤油で。
いつもは具だくさんな味噌汁を、昨日はネギ・すり胡麻をたっぷり浮かべただけで、どなたかの本からの、いただきレシピです。

ギャラリー 親うさぎ を更新しました。
心が、ほかほかとあったかくなる 「子どもはアーティスト」を、どうぞご覧ください。


親うさぎさんから送っていただいたイラスト作品を見ていたら、小2の頃の長男が描いた魚を想い出し、 引っ張り出してきた当時の絵が、⇒ です。
水族館よろしく、クラス全員の絵を切り抜いて貼り付けたうちの一枚で、長男の性格が現れているなぁと思いました。
ちなみに次男の方は、一本一本描いた線の時間と思いが読み取れるくらいの緻密な描き方で、やはり気質がそのまま現れていました。
そんな幼い頃の二人の絵は、いまでも大切に保管しています。

Re-meal in Lunch

朝市の野菜で

2010.12.4
[ Foods ]
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昨日は、朝市の大根と葉、春菊を使って、簡単ランチを作りました。
さっと茹でた春菊と生ひじき・木綿豆腐は、いただきものの柚子と亜麻仁油の絞り汁ドレッシングでサラダに。
薄切りにした大根と柿は、おなます風。
それに、自家製の半生切干大根を細かく切って、前日の玄米ご飯と一緒に鍋に入れ、お粥状になったところで、 茹でて刻んだ大根の葉をたっぷりのせました。
一人暮らしだと、大根一本は多いので、拍子切りにして2日ほど干したのを、冷蔵庫で保存しています。
今回も、半分を半月(煮物用)や拍子切りにして干し、1/4を甘酢漬けにしました。

With the vegetable in the morning fair

渋柿

2010.12.3
[ Field ]
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石巻の畑近くのお店で、柿と蜜柑を買おうと思ったら、さすがに柿は終わっていました。
が、完熟を過ぎて腐る一歩手前の柿があったのを見つけたので

  「あれは?」と聞くと
  「もう傷んでいるから、これでいいのならあげるよ」と。

ラッキー〜!と思ってるところへ

  「渋柿はあるんだけどねぇ」
  「えっ! 渋柿があるんですか!! それ譲ってくださぁい!!!」

奥から出てきたのは、筆柿を大きくしたような形の渋柿です。
そして

  「こっちはすごく渋いんけど・・・」

と、違う種類も出てきました。(完熟なら、こちらは甘かった)
柿なら何でもOK の私ですから、まさかの渋柿を、しかも各100円(ご主人は、貰うのが申し訳ないと仰ってました) で手に入れて、ウ・フ・フです。


筆柿に似た形の柿は、たぶん愛宕(あたご)か大富士で、柔らかいのでも強烈に渋い。
もうひとつの方は、かなり柔らかいのがあったので、渋いのを覚悟で食べたら、種が無く、渋も抜けて甘くなっていました。 ひょっとしたら平核無かな。
どちらも、お天気がよくなるのを待って、干し柿作りにトライします。
ちなみに、畑に植えた渋柿は蜂屋柿です。

さてさて、畑の方ですが、雨も近いし、手入れというほどのこともなく、葉モノを少し間引き、 果樹たちに声を掛けて帰ってきました。(道中の柿と蜜柑が目的だったような)
トップの写真は、あまりにも立派に立ち枯れていたので、抜きそびれた青紫蘇です。
枯れた穂に触れると、ほんのりと紫蘇の香りがしました。

Astringent persimmon

アートギャッベ 200枚 展

2010.12.2
[ Exhibition ]
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昨日は、『さでんかん』さんで久々のランチ (こちらはブログで) をしたあと、府中家具(1F特設会場)さんで開催中の 「アートギャッベ展」へ行ってきました。

数年前、ネットで見た小さなギャッベに心惹かれました。
むくむくとした厚みのギャッベを椅子において座ったら、さぞかし温かいだようなぁと思い、 いろんなサイトをチェックしましたが、人気商品らしく、どこのサイトもsokd out!

そんな小さなギャッベから大きなギャッベ、様々な文様の華やかなものからシックなもの、 150年もののオールドギャッベなどが勢ぞろいしたアートギャッベ展は、とても見応えがありました。
5日(日)まで開催です。いい機会ですので、ぜひお出かけください。
そうそう、家具売り場の方で、ご主人といらしたKさんにばったり。お気に入りの逸品が見つかったようです。

ArtGyabbe exhibition

12月

2010.12.1
[ Interior ]
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友人から、旅のお土産にボジャギをいただきました。
柿渋染のような濃淡の、なんとも素敵な麻ボジャギです。
思いがけない贈り物に悦びを噛みしめながら、「さて、どこで使おうか」と、ボジャギ片手に狭い部屋の中をうろうろ。
南の窓だと日に晒されて傷むし、テーブルクロスも洗濯に耐えないであろうからパス。
寝室と居間との境に吊るしたら、透ける良さがでなくて、これもパス。
北窓の引き分け障子の真ん中に吊るしたら、パソコンに向かってる場所から眺めて楽しめるし、 どーんと立ちはだかって見えるマンションが気にならないうえに、透けて見える景色も、いい感じです。
まるで大きな模様替えをしたような気分に浸りながら、眺めています。


井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo break を更新しました。
≪ 信州にて ≫ を、どうぞご覧ください。

December