ごく普通の家に見えそうで、二段屋根と深い庇、なびく暖簾が風情を感じさせ、一歩足を踏み入れるや、独特の世界です。
“東新座”という名から芝居小屋を想像した私ですが、あながち間違いでもないような雰囲気を醸し出しだしていました。
2004年12月にプレオープンしてからも、少しづつ改装を重ね、まだその途中とか。 カウンター席とテーブルに座卓席、ソファ席(お昼寝用?)もあり、好きな場所でお茶を楽しむことができます。
ここは個性豊かな常連さんも集い、また「座談会」という自主勉強会もあって、夏に向けては、薪能の勉強会をしてこられたそうです。

そうそう、ここにも猫ちゃんがいました。雨に濡れた汚い子猫に出会ってしまったそうで、実はすごい美形猫で、名前はラズリーちゃん。 普段は奥で繋がれているそうで、可愛いルックスにして低音のハスキーボイスで控えめに、「にぎゃぁ」・・・
猫好きにはたまりません。(笑)






お邪魔した日は、ちょうど「夏の風を編む」竹かご展を開催中で、新城在住の作家・西村雅子さんともお会いできました。
写真は、ほんの一部の作品ですが、丹念に編まれた竹細工の繊細な美しさに、感動さえ覚えました。
左上の写真の、放射状にいくつかあるものは、オブジェ的な作品かと思いきや、真中のテーブルライトのパーツなんだそうで、 パーツと言えども、雰囲気を持っています。
竹炭名人の左近さんとのコラボレーションで作った、三角の竹炭籠もありました。
上中央のボトルケース2点は、持ち手が皮で出来ていて、すっかり気に入った私は、高さのある黒竹の方を買ってきました。