音楽の入り口がエレクトーンだったせいか、1970年代はエレクトーンプレイヤー草分け的存在の道志郎さん、斎藤英美さん、沖浩一さん、関藤シゲオさん、
酒井潮さん等が弾いていたJAZZのスタンダードナンバーやボサノバをよく聴いていました。
そんな頃、ラジオからハモンドオルガンの軽快なサウンドが流れ、その曲が渡辺貞夫さんの 『 California shower 』 と知ったのは
間もなくのことです。さっそくLPと楽譜を買ってトライしました。 また、1979年に豊橋に労音主催で、渡辺貞夫さんの
コンサートがあり、一人で初めてJAZZを聴きに行きましたが、初参加の労音(会員制)ということで与えられた席が最前列真中!
おかげでステージの貞夫さんを、かぶりつきで観ることができ、ダンディな貞夫さんの演奏にうっとり。以来、大ファンになり、
発売されるアルバムを心待ちにしたものです。その後は子育てに忙しいこともあって、貞夫さんのライブを聴く機会も無く、もっぱらLPを
聴くだけでしたが、3年前、久々に名古屋でのライブを聴いたときは、感動もひとしおでした。
アルバムタイトルにもなっている 『 California shower 』は、ちょっと速めのラテンリズムで、デイブ・グルーシン編曲のご機嫌な曲。
前回のテイクファイブに続く、私の十八番です。
さて、写真のランプは、昨年の夏、浜松での渡辺貞夫野外ライブで撮ったもの。美しいランプに惹かれてシャッターを切りましたが、
なんとそこは貞夫さんたちのテーブルだったのです。いつもはステージの上の貞夫さんが目の前にいて、写真を撮らせてもらったり、お話したりの
思い出深いライブとなりました。
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