「最中は苦手だけど、“空也もなか”ならば」と教えてくださったのは、一年程前からメール書簡を交している東京在住のＡさんで、 津田晴美さんのセミナーで上京することを書いたときのお便りでした。
「予約で一杯なので事前に電話を」とのアドバイスもいただき、さっそく電話をしたものの、スケジュール的に土曜は寄れなくて断念。 ところが、そんな思いを察して叶えてくださった方がいて、もう感激！ 今年のバースデーは、二重三重の喜びでした。

「空也」は明治17年に創業。初代が関東空也だったことから、空也念仏にちなんで店名をつけたそうです。 添加物や保存料は一切用いていないけれど、一週間は日持するとのこと。お取寄せ出来ないのは残念ですが、これも美味しさへのこだわりなんですね。
この“空也もなか”は、来店時間に合わせて餡を詰めるのだそうで、サクっとした香ばしい瓢箪型の皮と餡との妙が、美味しさになっています。
美味しいものについ誘惑されてしまう私は、和菓子屋さんを見つけると最中を、洋菓子屋さんではシュークリームを必ず買います。どちらもシンプルなだけに、お店そのものの味わいを握っているように思うのであります。

（追）次週、母の法事で帰省する息子に、おみやげに買ってきてと頼み込みました。ついでに法事の引き出物にも付けることにしました。今朝のことなので、予約ができればいいのですが。