TALK-TAT

美味しい! vol.27



「みね田」の鰻・・・2007.6月に、惜しくも閉店されました

まだまだ夏バテ予防には早いのですが、帰省した長男が、鰻の白焼きが美味しいと評判の鰻屋さんへ連れて行ってくれました。

その昔、離乳食にてこずった長男が、初めて口にしてくれたのが鰻の蒲焼きということもあって、大人になってからも鰻屋さんを食べ歩くほどに目が無く、 以前にも次男の勧めで家族三人で来た「みね田」は、その長男もいたくお気に入りです。
昼には少し早い時間だったので、客はカウンターの私たちだけ。注文してから炭火で鰻を焼くため、待つ間、見るとは無しに目は厨房へ。 “慣れない手つきで手伝う父親を、もどかしくも、どこか放っておけない店主の息子さん”・・・というストーリーを勝手に描き、家族のありようを垣間見たひとときでした。

生姜醤油でいただいた評判の白焼きは、ほんのり狐色で香ばしく、ふっくりとした味が美味しかったです。
この時の長男は「白焼き付きの豪華版うな重」を、私は「白焼きのうな重」をいただきましたが、私の胃には量がちょっと多く、 後日行った時に注文した「うなとろ丼」(鰻ととろろの丼)の方が、ちょうどいいボリュームでした。
鰻に限らず、味わいとか美味しさへの感じ方は人それぞれですが、静かなこだわりを持った鰻料理の「みね田」は、わが家のお気に入りです。


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