玄  関

リニューアル前の本棚に使っていた板を、靴収納に利用(写真左)。ちょっと奥行きが浅いので、布を掛けてみました。 流木の花入れと、何年か前のアジアのカレンダーを飾って。
もっと使いやすくということで、ネズコ板を小さくカットして、靴を取り易い場所に設置しました。普段履く靴は4足なので、これで充分。(写真右)
靴収納に使っている材は、木偏に鼠と書いて“ネズコ”といい、木工通の間では評判の高い木だとか。 桧に似て水にも虫にも強い良材で、水に強い特性を活かし屋根板や土台に、また美しい木目ゆえに天井板にも使われたりもしたそうです。


下の写真は、初めに靴棚を置いていた場所の壁の一部に、麻で編んだクロスを貼って、ペンダントを吊るし、 友人からいただいたアートカレンダーを掛軸に見立てて、しつらえました。

息子が使っていた玄関脇の部屋は、玄関の採光を取り入れつつも、猫たちが侵入しないようにと、フラッシュドアを格子戸に替えて、日当りの良い窓辺に観葉植物を並べ、アジアン風のゲストルームに。
ペンダントは、アケビで編んだ花籠をシェードにしたもので、夜は隙間からの光が面白い。



BACK  NEXT