居間に、槐(えんじゅ)の本棚      

9尺(2.73m)位のワイドな本棚を造ろうと思い、岡崎製材の銘木センターへ行ってきました。 出会った槐の無垢板は6尺でしたが、美しい木肌と色に惹かれて決めました。
支柱は槐に合わせたちょっと濃いえんじ色のレンガ積みです。 本の収納量が大幅に増えたわけではないのですが、部屋の狭さと“低い暮らし”には、程よいバランスです。(左下は旧本棚)
お気に入りの文の一節を、麻のセードに墨でしたためて柿渋を塗ったフロアスタンドは、なごむ暗さをつくり、上に抜けた光がアイビーのシルエットを映し出しています。 壁のエッチングは、柿渋と墨を連想させる色使いで、わが家のインテリア全体がこのカラーです。(オレンジ色がかっているのはコンタックスで撮影)




母のために用意した一人掛けのソファと、その母が亡くなって仏壇がきたりで、部屋の配置を変えました。
バルコニーを庭に見立てた「猫額庭」が見える部屋は、ダイニングテーブルを置いて、カフェにも。

.        
     .

  BACK  ベッドルーム  NEXT