前日に行った松本クラフトフェアの疲れも取れないまま、山歩きに参加しました。
しまい込んだスニーカーが見つからなくて、朝の散歩で履いている靴で出かけたら
参加者の大半がトレッキングシューズでした。
足浅間神社から腹浅間神社へ、そのあと蛇穴へ回って嵩山校区市民館へ戻るルートで、3時間の山歩きは、やはりきつかのですが、 お土産の草花や三つ葉に「行った甲斐があった」と喜んでる私は、目的を履違えてるのかもしれませんね。(笑)


第4回 新緑の里山
〜嵩山周辺〜
(2003.5.25)

講師:青山 正宏氏



第3回 山 の 植 物
(2003.5.14)


第2回 春の里山を歩く
〜音羽長沢〜
(2003.4.26)


第1回 植物の不思議
(2003.4.16)


CONTENTS
 豊橋に住みながら、疎い地元の歴史がここにも
朽ちて、なお美しい壁がいい 

浅間神社までの道のりは、道端の草花や建物を楽しんで
すっかりピクニック気分です
花の周りを飛んでいる珍しい蝶がいて、昆虫講座の時の講師・白井氏に「大名せせり蝶」と教えていただきました
この方も始終満面の笑顔で楽しそう。植物もかなり詳しいようでした


いい匂いのするイボタ(白い花)と、ひとつだけ咲いてるガクアジサイ
赤く熟したキイチゴに「美味しいよ!」と誘われてパクッ! もうひとつパクッ!
あら、今日はイチゴ狩り?


左はクリハラン(栗葉蘭)、中央は、夏にクリーム色の花を咲かせるオバユリ
右は・・・ 手のひらに書いたのに洗ってしまいました (^^ゞ


カクレミノ(うこぎ科)は、3〜5つに分かれた掌状葉(左)ですが
成木になると切れ込みのない楕円形の葉(中)になるそうです
葉も年をとると、まぁーるくなる?
右の写真は、小さな実をつけた木(聞きそびれました)



嵩山浅間(すせせんげん)神社への200段階段、そのうち半分は階段でなく山道を歩きましたが、それでもへばってしまいました






青山先生の調査では、この一帯はタブノキ(くすのき科)が多い森とのこと
幹周りが5.8mもあるという中央の巨木は
太い枝がうねうねと伸びていて、手を広げた生き物のようです
下のほうに写っている参加者の大きさと比べてみると、いかに大きいかが分ります




アカガシ(ぶな科)の大木,、樹皮がでこぼこしているのが特徴





照葉樹の葉を観ていると、どれも同じようにみえたりしますが
樹皮はとっても個性的
象の足みたいなのはクロガネモチ、根っこが絡んだアカガシケヤキ




こんな木肌は初めて見ました
迷彩色模様のカゴノキ(くすのき科)は、樹皮がはげ落ちて、そのあと白い鹿(しか)の子の模様となるので、カゴノキ(鹿の子)というそうです

そして、下はバクチノキ(ばら科)といい、これも樹皮が剥離してまだら模様
和名は樹皮がはがれるのを、バクチに負けて裸になるのになぞらえたそうで、落ちていた樹皮を拾ってきたのが下の写真です
この一帯は幼木が増えつつあるとか
葉はギザギザしていて赤い実を付けていました











足浅間神社や腹浅間神社の建物の杉板は、キツツキに突かれて穴だらけ



下山して蛇穴近くの水呑場でひとやすみ




さて、今日の手土産は草花と三つ葉  です
    .